川崎の野生生物
ツチアケビ

Galeola septentrinalis Reichb.fil.
ラン科 ツチアケビ属  
日本固有種
別名 ヤマシャクジョウ(山錫杖)
腐生ランで、根茎内にナラタケの菌糸束を取り込んで共生しています。
2013年初夏、川崎の落葉広葉樹林のやや暗い林床、2〜3年に1回程度の下草刈りをしているアズマネザサの群落内に咲いているのを見つけました。
神植誌2001によると神奈川県東部の記録がありませんが、第2次、第3次の川崎市自然環境調査報告書には市内の記録がありました。 ただ、極めて珍しい植物であることは間違いありません。

撮影/ 2013/6/15、2013/7/2、2013/8/13、2013/10/12、川崎市内

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation