生田緑地の生物多様性保全活動、

ホタル・ガイド・ボランティア 
日時 2019/6/30(日) 19:00〜21:00 
場所 生田緑地ホタルの国
参加者 岩田臣生、岩田芳美、今井田恵方、佐々木キヨ子、山岸朔太郎、山口明日香

生田緑地ホタルの国の最終日です。
昨夜同様に光り始めたのは遅く、19:30 を過ぎていました。
それでも、昨夜は葉陰で微かな明滅を見せていた場所から飛び出してくれたホタルに、何人もの人が歓声を上げて見ほれていました。
ホタル・ガイド・ボランティア

(感想)
●ホタルの出現数は少なく、入国者も少なかったので、ホタル・ガイド・ボランティアではなくて、普通に観賞させてもらいました。
●ゆっくりホタルを見させてもらい、数えることができました。
●また来年も参加したいと思いました。


今年初参加の二人に、ホタル・ガイド・ボランティア参加のきっかけを尋ねると、

●ホタルの国というのは知っていて、こんな所で本当にホタルがいるのだろうかと疑っていたが、ネットで検索したら、募集しているとあったので試しに応募した。
●「川崎」、「ホタル」、「ボランティア」で検索したら、募集案内があったので申し込んだ。
今年初めての参加で、全日参加してくれた二人に、生田緑地のホタル一同からの感謝を込めて、記念の感謝状を渡しました。

●梅畑の階段下に水溜まりができて、また土の道もぬかるんでいたので、草の上を歩きなさいと子どもに注意する母親の声、 汚れるから引き返そうと相談する声が聞かれたが、ホタルが 1 頭、飛んでくれた途端に、歓声が起こって、その場の全員が注目している光景は、都会のホタルならではのものだと思いました。
年 1 回だけの出会いになってしまいましたが、こんな天気の時も、また幻想的でいいなと思いました。
●雨で木道が滑り易くなっていたので、そのことの注意を呼び掛けた。
●ポケットの中のスマホに着信があって、光の点滅があった人がいました。
●ホタルが光り始める前でしたが、スマホを使って時間を潰している外国人が二人いたので、ホタルの国では電源を切っておいてくださいとお願いしました。

●ホタルの国の活動を始めた当初、北部公園事務所の職員として、この活動について協議した担当者が、子どもを連れて、様子を見に来てくれました。
 公園緑地の管理体制が変わって、北部公園事務所が廃止されて以降、活動が継続できるかを心配してくれていています。
 先日は書きませんでしたが、里山の自然学校の卒業生が家族でホタル観賞に来て、ボランティアの終わる時間まで待って、顔を出してくれたのも嬉しかったのですが、 特別な用事があるのではなく、ただ久々に顔を会わせるだけの場にもなっていることが、ホタルの国の活動の楽しみの一つでもあります。


ホタル出現数 19
入国者数 250

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation