生田緑地の生物多様性保全活動


上の田圃の水漏れ補修など  
日時:2023/6/13(火) 9:00〜12:00 晴
場所 生田緑地 湿地地区(B05)、上の田圃地区(B06)、下の田圃地区(B07)、ヨシ原地区(B08)
参加者 岩田臣生

6/11(日)のホタル・ガイド・ボランティアの時に、暗い中ではありましたが、田圃の水面が消えているかも知れないと思いました。
そこで、この水漏れを補修しておかなければならないと思い、谷戸に降りました。
階段には、アズキガイが出ていました。


ハンノキ林上の池の水は、この日も澄み切っていました。
シラカシの大木の天辺から、キビタキの声が降っていました。
周辺からは、ウグイスの声が呼応するように響いていました。

(湿地地区)
湿地地区は、サワガニが活動を始めると、水漏れが起こるので、ここの点検から始めました。
案の定、水路畔に穴が2〜3個開いていましたが、雨後のため流量が多く、全く問題になりません。
穴を塞いで、全域に水面が広がっていることを確認しました。
メジロでしょうか、小さな野鳥が飛んで来て、目の前のエゴノキの枝先などに纏わりつくように動き回っていましたので、暫く目を奪われてしまいました。
ホタルが飛んでいた辺りのクモの巣は払わせてもらい、水面の状態を確認しました。



(上の田圃地区)
上の田圃への導水路の水漏れを補修し、溜まった泥を上げました。
上の段には水面が広がっていました。
下の段の水は、次の写真のように、土嚢堰の下に消えていました。

先週は、洪水で流されてしまった土嚢を積み直して、流されないように竹釘で止めただけで済ませたのが良くなかったようです。
一番下の土嚢と地面との間の隙間が次第に大きくなって、そこから流れ出してしまったことが分かりましたので、全ての土嚢を外して、一段ずつ積み直しました。

田圃下草地にも、洪水の痕が残っていて、水は何処かに消えていました。
この草地は、水辺が消えてから長かったので、モグラなどが開けたトンネルが縦横に走っていると思われ、そこに流れてしまうのだろうと思われます。
辺りには、ノカンゾウの葉が茂っていたので、今回は、流れが消えた所を潰して、地表の流路をつくって流しました。
この辺りは、昔の田圃の畦が壊されてしまっていますので、昔あった田圃の水域を再現することはできませんが、一本の水路よりも、いくつもの水溜まりが連なる状態の方が良いと思います。

(下の田圃)
下の田圃の状態は良好でした。
田圃の奥のヨシの茂みが気になったので、少し刈りました。
ショウジョウトンボ(オス)が縄張りを守っていました。


(ヨシ原地区)
ヨシ原の池の状態も観察しました。
元々湿地ではありましたが、水溜まりを通ることになりました。
ヨシの上の方にトンボがいましたが、若しかすると、この池から羽化した個体かも知れません。


帰りに、上の田圃を見たら、下の段の水面が広がり始めていました。
苗も、上に向かって成長を始めたようです。



晴れて暑くなりました。
枯れたエゴノキに、キクラゲの仲間が繁茂していました。


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