生田緑地の生物多様性保全活動


谷戸の水辺保全など  
日時:2023/8/17(木) 9:00〜11:00 晴
場所 生田緑地 湿地地区(B05)、上の田圃地区(B06)、下の田圃地区(B07)
参加者 岩田臣生、田村成美

前回の活動から9日経過しましたので、水涸れが起こっていないかの点検を行うことにしました。

(湿地地区)
ハンノキ林からの水流が水漏れ穴に吸い込まれていることが、木道からも分かりましたので、先ずは補修しました。
4〜5個並んでいた穴の全てから、サワガニが姿を現しました。
これでは、直ぐに、また穴を開けられてしまうと思いましたが、取り敢えず、穴を潰して、水を流しました。
しかし、流量は少なく、2段目に到達するのを確認する余裕はありませんでした。
ただ、竹林下からの水流は止まっていませんでしたので、2〜3段目のかなりの部分に、水がありました。

9:19 WBGT 30.5、30.7℃、84.6%
湿地地区は、サワガニによる水漏れ穴を補修して、少ないながら水が残っていることを確認し、種子を少し採集して、上の田圃地区に移動しました。

(梅ノ木広場)
梅ノ木広場には、キンミズヒキやキツネノマゴが咲いていました。



(上の田圃地区)
上の田圃への導水路にも、5〜6ヶ所のサワガニ穴があったので、塞ぎました。
竹樋から流れ出る水量は、前回活動時に比べると、4分の1ぐらいに少なくなっていました。
上の田圃の上の段は、田圃とは言えない状態ながら湛水していました。

下の段は外周の溝に水を残して、涸れていましたが、稲は花穂をつけていました。
稲刈りは里山の自然学校のプログラムで期日を決めているので、成熟してくれるかが気になりますが、これで何とか間に合いそうです。


土嚢堰の隙間などから浸み出していると思われたので、イネワラで止める補修を行いました。

田圃の中には、コナギが育っています。

9:33 WBGT 28.9、31.9℃、69.4%

(下の田圃地区)
下の田圃の稲も、花穂を出していました。

下の田圃は、前回やり残した田圃奥のヨシ、特に、水面を覆うように倒れかかっているヨシを刈って、水面を開放する活動を行いました。
ヨシの上にはカナムグラも伸びていました。
水辺の草本が押し倒されていました。



足元が安定していないし、非常に暑かったので、作業は短時間で切り上げました。
10:11 WBGT 32.3、37.1℃、60.6%

一旦解散してから、梅ノ木広場のカキノキの木陰でゆっくり休憩して、30分以上かけて、整備事務所裏に戻りました。
帰り道の園路脇のアズマネザサの葉上に、イオウイロハシリグモ?が卵嚢を抱えて、静止していました。


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