生田緑地の生物多様性保全活動


田圃の観察・点検など  
日時:2023/9/26(火) 9:00〜12:00 晴
場所 生田緑地 上の田圃地区(B06)、下の田圃(B07)、湿地地区(B05)、竹林下地区(A08)
参加者 岩田臣生

谷戸の田圃の稲刈りは、一昨日、9/24(日)に、里山の自然学校のプログラムとして実施しました。
そこで、稲刈り後の田圃の水の状態を点検し、必要な手入れを行うために、谷戸に降りました。
真っ先に、上の田圃に向かいました。
オダにかかった稲の穂先が乾き始めていました。

田圃周辺には、ツリフネソウの花が広がって、多数のホウジャクの仲間やクマバチなどが飛び交っていました。

上の田圃の上の段は、排水堰の土のうの積み直しができていたようで、ほぼ全域が水域になっていました。
上の田圃の下の段は、子どもたちがアメリカザリガニ探しで歩き回った足跡が沢山残っていて、外周の溝部を除くと、泥面がかなり広がっていました。
シオカラトンボに混ざって、複数のアキアカネ(メス)が、稲の切り株の間の水面に打水産卵を繰り返していました。
トンボたちのために水深を確保してあげたいと思いましたので、排水堰の土のうを3袋追加しました。


木道の手摺やジュズダマの葉上に、マユタテアカネが休んでいました。
秋になって、水辺に出てきたマユタテアカネに出会えると、谷戸の田圃を再生して、生きもののための田圃として維持してきた甲斐があったと感じることができます。



下の田圃を見に行きました。
丁度、沢山のアキアカネが上空を群飛してくれて、昔、見たことがあるような懐かしい心地に浸らせてくれました。
田圃に入って、外周部のミゾソバなどを少し整理しようと思って、ウエイダーを背負い籠に入れて持って来たのですが、止めました。

田圃には、アキアカネ(オス、メス)がいました。


オオシオカラトンボ(オス)もいました。

マユタテアカネ(オス)もいました。

ミゾソバが咲き始めました。


 △10:39 下の田圃 WBGT 23.0、気温 28.0℃、湿度 53.9%
 

湿地地区に移動しました。
ノハラアザミは、次々に、花を咲かせています。

湿地2段目末端部から水漏れが起こっていて、3段目は水涸れしていましたので補修し、3段目に水面が広がるのを確認しました。

湿地地区も、ツリフネソウの花が盛期を迎えていて、ホウジャクの仲間が忙しそうに飛び回っていました。


竹林下水流も点検し、池からの水漏れを補修しました。


帰りの園路脇には、ヤマジノホトギス?が咲き、カシワバハグマや、ヤブマメも咲き始めました。




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