生田緑地の生物多様性保全活動


ハンノキ林の草本層、低木層の伐採など  
日時:2023/11/16(木) 9:00〜12:20 晴
場所 生田緑地 ハンノキ林(A07-02、-03、-04、-06)
参加者 岩田臣生、田村成美、鈴木潤三

今回は、ハンノキ林の中心部のヤブ刈りの3回目の活動で、(A07-02)地区が主な活動場所になりました。


今回も、クサギ、サンショウ、オカウツギ、モミジイチゴ、ムラサキシキブ、アカメガシワなどを伐採し、アズマネザサを刈りました。
活動目的は、ホタルの飛翔空間を確保することとして、低木は低く抑え、林床を明るくすることとしました。

また、(A07-02)の木道沿いに、湿地への侵入抑止のために容認していたアズマネザサの茂みは古くなって、汚らしくなっていたので、今回、刈ることにしました。
来園者の行動次第では、柵を設置することにします。






ハンノキ林右岸の水流は、水が涸れていました。
この水流が涸れているのを見たのは初めてです。
湧水量が少なくなっているようですが、明日は大雨の天気予報なので、降雨に期待して、陸地部の植生管理に集中することにしました。
しかし、その水辺?に、小さなハンノキが発芽して、育ち始めていました。
ハンノキの種子の発芽、成長が可能な明るさになったということかも知れません。


キチジョウソウが花盛りでした。
キチジョウソウは吉事を知らせる植物として大切にする人が多いかも知れませんが、公園整備の中で植栽されていることもあるようですので、扱い方を苦慮しています。
ハンノキ林の水辺では増え過ぎて、水辺を覆ってしまうので、除草したこともありますが、効果はありませんでした。
林床に広がったミヤマカンスゲと同様、中途半端な扱いになっています。


メギという落葉低木は、県内では丘陵の雑木林内や山地の風衝地に多いと神奈川県植物誌にはあります。
メギ、別名コトリノボラズは分類上はメギ科とされ、特異な樹木のようですが、生垣や公園樹としても利用されている樹木です。
このメギが、真赤な果実をつけていました。


コマユミも、朱色の実をつけていました。


多くの低木には、ノササゲが紫色に輝く実をつけていました。


また、今回も、実をつけたウバユリを1本見つけました。
従って、今年は合計5本、実8個を確認できたことになります。
種子は播種して、苗づくりも試したいと思います。


かわさき自然調査団の活動

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