生田緑地の生物多様性保全活動


生田緑地と調査団の活動についてのポスターの展示作業  
日時:2024/1/11(木) 9:00〜11:10 曇
場所 生田緑地ビジターセンター2階
参加者 岩田臣生

団体活動の継続のためには、多様な団員がいた方がいいと思いますので、多様な方法で団員募集を継続することを考えています。
各事業の参加申込も、入団問合せも、殆んどがメールで受け取るようになっていますが、活動拠点である生田緑地には、ポスターを掲示しておくことも大切だと思います。
生田緑地の情報発信基地がビジターセンターだと思いますので、生田緑地での活動については、可能であれば、ビジターセンターにポスターとして掲示しておきたいと思いました。
そこで、指定管理者に相談したところ、正月明けからの展示が可能とのことでしたので、調査団の全班に声をかけて、ポスター展示を行うことになりました。
水田ビオトープ班では、展示に使うアルミフレーム(A1大)10枚を保有していましたので、今回は、これを用いて、手作りのポスター展示を行うことにしました。
水田ビオトープ班 5枚、種子植物班 2枚、シダ植物班 1枚、昆虫班 1枚、野鳥班 1枚となりました。
パネルに残っていたものが、川崎の生物100選のものでしたので、調べたら、2014/3 のものと分かりました。 実に、10年間、こうした活動をしていなかったことを確認させられました。

水田ビオトープ班としては、次の5枚を展示しました。
@調査団の活動が、自然の調査、啓発、保全活動であることを表現しました。
A生田緑地の水辺と水田ビオトープ班の活動を表現しました。
B水田ビオトープ班と里山倶楽部が活動してきた場所を表現しました。
C埋土種子を発芽させて行う伐採更新について表現しました。
D里山の自然学校の活動について表現しました。

前日(1/10)に、A1を8枚に分割して、A4プリンターで、40枚、印刷しておきました。
この日は、水田ビオトープ班の倉庫から、パネルを出して、ビジターセンターに運び、挨拶を済ませて、パーティション(衝立)を3つ借りて、10年前と同じように、 2階フロアの中央に並べました。
それから、パネルを分解して、透明板の上に、持参したA4ポスターを裏返しにして並べ、セロテープで張り合わせてから、 その上に裏板(スチロール板)を置いて、アルミフレームをセットして、パネルを完成させました。
この作業を繰り返して、5枚のパネルを完成させました。
それから、フックをパーティションに取り付け、持参したナイロン釣り糸を使って吊り下げました。
だいぶ時間がかかってしまいました。
水田ビオトープ班の活動は始まっているので、展示作業を終了して、整備事務所裏に急ぎました。


なお、展示したポスターは、少し小さくして、次にアップロードしました。
水田ビオトープ班が展示したポスター


ピクニック広場〜広場下地区のアズマネザサ刈り  
日時:2024/1/11(木) 9:00〜12:30 曇
場所 生田緑地 ピクニック広場〜ピクニック広場下
参加者 岩田臣生(11:10〜)、鈴木潤三(10:00〜)、田村成美(9:00〜)

岩田は、ポスター・パネル5枚をビジターセンター2階に展示してから、急いで、谷戸に降りました。
ピクニック広場は、年末に、アズマネザサ刈りを行いましたが、そこから萌芽更新地区下までの園路沿いのアズマネザサ刈りは、今後、数回かけて行う大切な活動です。
この園路では、最近は、ムネクリイロボタル、タマムシ、クロナガタマムシ、ナガゴマフカミキリ、キボシカミキリ、ヤツメカミキリ、 カメノコテントウ、ハラグロオオテントウ、ホソミイトトンボなどと出会っていて、季節や天候によっては、ゆっくり観察して歩きたい園路です。
ヤマユリが咲くようになり、ホソミイトトンボが観られたりすることで、昆虫の移動経路になっていることが想像されることから、 低木やアズマネザサなどを刈って、帯状に飛翔し易い草地をつくることを考えています。
田村さんには、倉庫前で顔を合わせただけで、活動は任せてしまいました。
お疲れ様でした。


かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation