生田緑地の生物多様性保全活動


城山下谷戸合流部へのアクセス路づくり(アズマネザサ刈り)  
日時:2024/3/5(火) 9:00〜12:00 曇後雨
場所 生田緑地 城山下谷戸
参加者 岩田臣生

城山下谷戸合流部の活動のためのアクセス路づくりのために、城山下谷戸のアズマネザサ刈りを行いました。


芝生広場付近では、アセビが咲いていました。

芝生広場に通りかかった時、芝生広場の地面に、数羽のヒヨドリが降りていました。
何をしていたのでしょうか。


城山下谷戸の分岐点付近から、柵を乗り越えて、苗木畑側に入りました。
苗木畑周辺は、疎らにアズマネザサが生えていて、そこに、ナラ枯れ枯損木の伐採材などが散乱していました。
フキが開花しようとしていました。

丈の高いアズマネザサが現われ出した所から、水路に沿って、アズマネザサ刈りを始めました。
刈った材は、太めのアズマネザサを支柱にして、カントリーヘッジ状に片づけました。


大きなアブラチャンのある辺りから、アズマネザサの繁茂は著しくなり、太いアズマネザサが多くなりました。
材を片づけながら進めたのでは時間が足りないと思い、この辺りからは、刈った材は置くだけで、進みました。

アオキが観られるようになった所に、獣道がありました。

雨が降り始めましたが、合流部が見え始めたので、太いアズマネザサなどは刈って、ヤブ漕ぎをすれば通れる程度にはしておくことにしました。


普通に歩いて、城山下谷戸合流部に行けるようにしておきたかったのですが、この場所のアズマネザサの繁茂は著しく、時間がかかってしまいました。
もう少し手を入れれば、城山下谷戸合流部に通じる管理通路になるので、谷戸の活動では役立ちそうです。

帰り道の整備事務所付近では、紅いアセビが咲いていましたが、これは園芸品種だと思います。


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