生田緑地の生物多様性保全活動


城山下谷戸苗木畑の植生管理(アズマネザサ刈り)  
日時:2025/3/13(木) 9:00〜12:00
活動参加:岩田臣生、田村成美、鈴木潤三(10:00〜)
場所:生田緑地 城山下谷戸苗木畑

(上図)城山下谷戸苗木畑位置図

城山下谷戸の苗木畑地区には、2005年3月に解体撤去されるまで、アパートが建っていました。
2006/5/7(日)に、里山の自然学校特別回を開催して苗木畑づくりを行おうとしましたが、瓦礫などが埋められているようで硬く、子どもたちのスコップは入りませんでした。
この件について、北部公園事務所に相談した結果、おし沼峠の街路整備工事で発生した掘削土を搬入してくれました。
2007/9/22(土)に、里山の自然学校特別回を開催して、ドングリ拾いを行い、それを播種しました。
2009/5/15(金)には、発芽していたクヌギ、コナラの苗の殆ど全てを、第61回全国植樹祭のために、採取して、川崎市緑政担当者に供出しました。
その後、生田緑地植生管理協議会市民部会では、飯室山南地区での皆伐更新を計画し、2010年末に、北部公園事務所が皆伐を実施してくれました。
生田緑地では、皆伐更新の経験がありませんでしたので、皆伐後に、コナラなどが発芽してこなかった時は、苗木を植樹しなければならないと考えて、 苗木づくりを行っていました。
しかし、皆伐後の土地には、コナラだけではなく、ヤマザクラなども発芽してきたので、育てていた苗木を移植することはありませんでした。
そのため、苗木畑に発芽したクヌギやコナラは、そのまま成長することになりました。
そこで、苗木畑を雑木林に育てることに方向転換しましたが、生田緑地でもナラ枯れが始まって、苗木畑の上空に枝葉を広げていたコナラの大木が枯れて、 苗木畑の活動は危険な状態となりました。
2023年度末に、このナラ枯れした大木を、生田緑地整備事務所が伐採してくれましたが、 アズマネザサが繁茂している中に、大きな伐採材が散乱していましたので、アズマネザサ刈りも、なかなか手を着けることができませんでした。
昨年は、アズマネザサのヤブを伐開して、上の田圃から飯室谷戸分岐点に抜ける道をつくりましたので、 今冬は、苗木畑を雑木林として植生管理するために、繁茂していたアズマネザサを刈ることにしました。









アズマネザサ刈りは、東南側から進めましたが、問題のナラ枯れ大木が現れました。
伐倒されたままになっていましたが、丁度、苗木畑の中心を叩くように倒されて、そのまま放置されていました。
とても、動かせるようなものではありませんので、先ずは、この材の周囲のアズマネザサを刈って、倒された樹木の姿を露わにすることにしました。
と言っても、この日は、このナラ枯れ大木までのアズマネザサ刈りを終えたところで止めました。







アズマネザサを刈った地面には、一面に、フキノトウが出ていました。

アラゲキクラゲがありました。

活動中、田村は粘菌を見つけました。


帰りの自然探勝路には、一株でしたが、アオイスミレが開花していました。


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