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ハンノキ林の水辺再生 日 時)10月30日(木) 9:00〜12:00 曇後晴 場 所)生田緑地 ハンノキ林(A07-02) 活動者)岩田臣生、田村成美 今回も、ハンノキ林東地区の斜面下の水辺を再生する活動です。 今までに、ハンノキ林東地区(A07-11)と(A07-12)の間の谷が、ハンノキ林(A07-02)に突き当たる所に、水溜まり06、05、03を掘ってきましたが、 この3つの水溜まりを広げて、相互の間隔を1m程度にしました。 谷戸の水源池として位置付けて、基底部の飯室層の上面をつたって周囲に染み出してくる湧水を集めて、そこから斜面下を流れる水流をつくりたいと考えています。 今までに掘ってきた水溜まり穴には、周囲から染み出してきた水が溜まっていますが、水が出てくる地層は、穴の全周囲のどこも同じなので、染み込んで、出てもいます。 そのために、穴の中の水位は殆ど変化しません。 今後は、これらの穴から、水がオーバーフロウするように手を入れていきたいと思います。 谷幅が一番狭くなっている03において、全ての水を止める堰をつくることを考えなければならないと思います。 最初に発想して、土嚢を並べて、03を掘り始めたのですが、考えていた水底の高さが浅すぎていて役に立ちませんでした。 基底部の飯室層を確認できれば、そこから土嚢を積んでいくのが確実だと思いますが、砂礫と粘土の混在している地層の厚さが分かりません。 水溜まり穴03には水が溜まっていますが、その底を更に掘って、底土の状態を調べて、粘土だけになったら、土嚢を積んでおいて、時間が経ってから、 水深が深くなるかをみることになると思います。 水深が深くなって、土嚢堰を越えるようであれば、これを補強して堰堤として仕上げるつもりです。
(上図)10/30(木)の活動場所図 |
かわさき自然調査団の活動