令和 7 年度第 16 回里山倶楽部 ハンノキ林東地区のアズマネザサ刈り 日 時)2025年11月1日(土) 9:00〜12:00 曇 場 所)生田緑地 ハンノキ林(A07-11、12) 参加者)加登勇司、廣瀬朗子、吉澤正一 事務局)岩田臣生 計 4名
(上図)2025/11/1のハンノキ林の活動 一昨日の水田ビオトープ班の活動で、ハンノキ林東側地区の水辺の再生については、90%完了したと思っていたので、昨夜の降雨の結果を見るのが楽しみでした。 今回の活動の拠点を、今まで活動してきた谷の合流部にしたのは、その確認のためばかりでなく、斜面の裾部から上に向かってアズマネザサ刈りを行うためです。 谷戸に降りる道がしっかり濡れていたので、降雨量は多かったことが想像されましたが、合流部に入って、一昨日までに掘っていた水溜まり穴が全て湛水し、 溢れた水が薄く流れているのを観察して、嬉しくなりました。 頭の中で考えていた止水方法は必要ないと教えられた気がしました。 このぐらいの降雨があれば、水漏れ穴は湛水し、オーバーフロウすることが分かりました。 後は、どのくらいの期間、水溜まり状態が続くのか、どこまで減水するかを調べれば良さそうです。
本題のアズマネザサ刈りは、ハンノキ林東地区(A07-11)から始めることにしました。 刈ったアズマネザサは足元に置きながら、上に刈り上ります。 ヤマグワ、ヒメコウゾ、モミジイチゴ、アカメガシワ、ヌルデ、ハリギリなどの幼木も除伐して進みました。 赤い実をつけていたコバノガマズミ、ハナイカダ、サクラの仲間、ホウノキなどは残しました。
休憩し、記念の集合写真を撮りました。
合流部には、ウメモドキが赤い実をつけていました。
後半は、ハンノキ林東地区(A07-12)の斜面の裾刈りを行うことにしました。
上図)中央のハンノキの左側が水溜まり04、右側が水溜まり01です。
上図)斜面下の水溜まりは左が水溜まり02、右が水溜まり04です。
上図)斜面の下が水溜まり05です。
上図)斜面下の左が水溜まり03、右が水溜まり05です。
上図)谷の源頭部、水溜まり01には、まだ、ミヤマシラスガが繁茂しています。 この辺りは、斜面途中に、刈ったアズマネザサが積んであったり、伐採した材が転がしてあったりして、手が掛かっていました。 |
かわさき自然調査団の活動