生田緑地自然観察会《谷戸の自然》
主催 川崎市青少年科学館
《平成23年4月10日》


日時 2011年4月10日(日) 10:00〜12:00 晴
ガイド講師 水田ビオトープ班 岩田臣生
参加者 13人

今年の春は遅く、4月3日の観察会の時にはサクラも二分咲き程度でした。 この日はサクラも満開となり、花見の来園者が多い中、観察会も花見をすることにしました。
受付で予想される数を記入してもらいました。 花を咲かせている植物の全種数、花を咲かせているスミレの種数、赤色系の花を咲かせている植物の種数です。 赤色系は薄いピンクから濃い赤、赤紫色、あかね色、等々赤を感じさせる色は全て含めることにしました。

クスノキの辻の少し上でヒメスミレが咲いていました。 スズメノヤリも黄色い花粉を飛ばしていました。

キュウリグサは花の形をよく覚えてもらうようにしました。後で、ヤマルリソウと比較してもらうためです。

アセビの花も咲いています。

七草峠では、ニオイタチツボスミレ、ヒゴスミレ、コスミレ、タチツボスミレが咲いていました。

アオキの花も咲いていました。雄花と雌花を比較してみました。あらためて観察してしまいました。
ヤマルリソウを観察して、キュウリグサと比較してもらいました。 ケマルバスミレ?が1株、白い花をつけていました。
萌芽更新地区にはタチツボスミレとオカスミレが咲いていました。

何とか、ヨシ原まで辿り着いて、52種の花を観察しました。 スミレは8種、赤色系の花は15種でした。
上の田圃周辺で、ニホンアマガエルに出会いました。
下の田圃周辺でシュレーゲルアオガエルが鳴いていました。
草地にはテングチョウ、キタテハ、アゲハ、キチョウ(或いはモンキチョウ)などがいました。


特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation