川崎の野生生物
マユタテアカネ

Sympetrum eroticum 
トンボ科 アカトンボ亜科 アカネ属、神奈川県 要注意種
北海道、本州、四国、九州に分布。平地や丘陵地の木陰があるような池、湿地に棲息する。
翅が透明、無斑の赤トンボ。一部メスにはノシメトンボのように翅の先端に黒褐色の斑がでる個体もいる。前額に2つの黒斑が眉のようにある。

レッドリストの指定を受けている(要注意種)のは神奈川県だけですが、関東地方では全体的に個体数が減少傾向にあるそうです。
減少の原因は、幼虫の生息環境である湿地・止水の減少・環境悪化と思われると聞きました。
神奈川県でレッドリストの指定を受けているのは、他県に比べ水辺環境がより貧弱となっているからだそうです。

マユタテアカネ♂ 2010/10/07 生田緑地にて、岩田臣生撮影
マユタテアカネ♂ 2009/11/07 生田緑地にて、岩田臣生撮影
マユタテアカネ♀ 2008/9/3 生田緑地にて、岩田臣生撮影
マユタテアカネ♀ 2007/9/24 生田緑地にて、岩田臣生撮影


特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation