里山の自然学校2006 第2回
【2017/1/16 更新】
田植え
日時 5月27日(土) 10:00 青少年科学館集合
参加者 1班 大江、小泉、古田、松本、宮部、岩井
    2班 飼田、永喜、中村、松崎
    3班 神山、後藤、菅沼、万願寺、山内、奥崎
    4班 小林、村上、横山、畔柳、衣鳩、菅
    5班 金野、鈴木、内藤、佐藤、山口
                          27人
講師 藤間(校長)、中臣、山本、岩田、岩田(事務局)
   佐山、森、佐藤
                           8人
北部公園事務所 鈴木                 1人

いくつかの小学校の運動会と重なり、雨が降ったら、こちらに参加したいという子どももいたが、振り替えの学校行事もあり、そう単純ではなかったようである。 欠席の予定を変えて参加した子どもは一人であった。
雨の中の田植えである。里山の自然学校を開始してから初めての雨の中の活動となった。

青少年科学館前に置いてあった苗は、小分けして皆で運んだ。昨年は事前に全て運んでおいたのであるが、今年は参加者に運んでもらうことにした。 雨の中、容器に少しずつ苗を入れて、皆で田圃(たんぼ)に向かった。

田圃の周囲も泥濘(ぬかるみ)で、早くも足をとられている。木道に沿って適度な間隔をとって一列に並び、田圃に入って木道側を向くということがなかなかできない。 一歩、足を踏み入れた途端に足の自由が奪われてしまう。昨年の経験者も、なかなか思う様にいかない様だ。
2年目の田圃と3年目の田圃、垣根を挟んだ2枚の田圃に、1直線に並ばせて田植えをすることにした。雨はまだ止みそうにない。


やっと田植えが始まった。自分の担当範囲を素早く済ませてしまう子どもは、1本の畝(うね)が植え終わるのを待つのに焦れていた。 田の深さに大きな差があるのだ。深いところでは足が抜けなくなり、運動靴は次々に諦められ、田圃の外に放り出された。


数人の子どもが下の田圃の田植えにも参加してくれた。が、まずは泥の中を走りまわることから始まってしまった。そのまま遊び続ける子どもには構わず、田植えを始めた。
田圃は深く、膝まで潜って、身動きできなくなり、尻餅をついてしまう。流石に続けられない様だ。ご覧の通りの泥まみれである。 やっと大人の出番となった。


雨は止まず、青少年科学館に戻って、お弁当を食べた。
今回から参加した4人の自己紹介、今日の感想の発表などをしてもらった。皆、雨の中の田植えに疲れているようだ。
それにしても、今年の参加者には田圃活動は人気がない。3年間田圃づくりをしてきた者にとっては嬉しくないことだが、雨の中の田植えに参加してくれたのだから、これは評価してもいいのかも知れない。

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