里山の自然学校2010
第2回《田植え》
【2010/6/1 更新】
日時 5月30日(日) 10:00〜15:00
場所 生田緑地、青少年科学館 参加者 里山3年/荒井優里花、川村美涼、鈴木萌恵 里山2年/豊島芳璃人、内藤義人、大島万奈 里山1年/野村麻理亜、岩野可菜子、工藤思由、酒見果歩、須田龍生、三橋修 須藤有弥、佐々木伶、増沢知泰、松本歩実、森田龍平、島田耕助 井原沙羅、大江田慧、木村陸樹、佐藤夕波、島田真衣、山内雄仁 中瀬晴香、江口暁香、鈴木こころ、高村慶太朗、原田大雅 OB参加 神山幸雅、須藤早紀 31人 講師 藤間熙子、山本晃、梅原和仁、神山歩未、鈴木志歩、岩田芳美、岩田臣生 サポート 下口達夫、前田 宏 今年は油断もあり、天候不順もあり、マンション7階のベランダでの栽培ということもあり、 稲の苗がうまく育ちませんでしたが、田植えは予定通り実施することにしました。 雨が降りそうな天気予報でしたが、明るい曇り空でした。一日もちそうです。 旧北部公園事務所裏に集合して、挨拶を済ませました。 土曜日は運動会のための欠席が多かったのですが、今年は日曜日にしたため、欠席は一人でした。 皆で手分けして、洗面器とバケツを持って、田圃に向かいました。 途中、ヤマグワの実が熟しているのを見つけた子どもたちは里山の恵みを味わっていました。 今年初参加の子どもたちは殆ど初体験だったようです。 上の田圃に着いて、上側の草地にシートを敷いて、荷物を置きました。 いよいよ田植えです。木道に並ばせて、手順を説明しました。 苗は小分けして洗面器に入れます。 子どもたちに説明をしている間に、里山の自然学校出身の先生2人とOB、OGが手早く分けてくれました。 分けられた苗の入った洗面器を持って、子どもたちは田圃の脇に一列に並びました。 少し窮屈ですか、全員で一緒に田植えを行います。 シュレーゲルアオガエルの卵が畦の所々にあるので走り回らないこと、1ヶ所タヌキの糞がある所があるので行かないことの2点が注意事項です。 ひとまず田圃に入ってもらいました。 水は冷たく、土はヌルヌルしています。暫く、大騒ぎになりました。 全員が田圃に入って、騒ぎが少し落ち着いたところで、目印のラインの前に一列に並びました。 紐できつく縛ることができない靴は忽ち泥に奪われてしまいました。 泥だらけになった靴が畦に放り出されました。 畦に沿って溝を掘ってありますが、そこにはオタマジャクシやマメゲンゴロウが泳いでいます。 1本目の苗を植えるまでが大変です。 洗面器の中の苗の塊から3〜4本の苗を抜き取って、手に持って、泥にさし込みます。 2年生の中には目印が移動するのを待てずに勝手に植えていく子がいましたが、勿論、怒られていました。 最初はゆっくり、植え方を理解するのが大切です。 植え方が分かってしまえば、後は簡単です。 自分の足跡を消して、植える場所を平にするのを足でやっています。 転びそうに思ったのですが、誰も転びませんでした。 今までは、毎回、誰かが転んだり、尻餅をついたりしていました。 足は水やから汲んだ水で洗いました。 二人のお姉さん先生が活躍しました。 お昼は田圃のとなりで食べました。 午後の活動を始める前に、前回休んだ参加者の紹介を行いました。 この日参加したOB、OGの紹介も行いました。 午後は、残った苗を上側の田圃に植えるグループ、自然観察をするグループ、防鳥ネットを張るグループに分かれて活動しました。 残っていた苗は上側の田圃の半分程度を占めただけでした。 自然観察グループは、藤間先生が指導して、田圃から戸隠不動跡までを歩きながら自然観察を行いました。 田植えの済んだ田圃に防鳥ネットを張りました。ネット2枚をつなげていますが、それでも幅が少し足りません。 毎回、張ってから、うまくいかなかったことを思い出しています。 防鳥ネット張りに時間がかかっていた先生とOB、OGを残して、旧北部公園事務所裏で解散しました。 |
里山の自然学校のスタートページ
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation