里山の自然学校2010
第9回《脱穀》
【2010/10/13 更新】
日時 10月11日(月) 10:00〜15:00 快晴
場所 生田緑地 参加者 荒井優里花、鈴木萌恵 大島万奈、内藤義人 井原沙羅、岩野可菜子、江口暁香、大江田 慧、木村陸樹、木本百香、工藤思由、酒見果歩、佐々木伶 佐藤夕波、島田耕助、島田真衣、鈴木こころ、須田龍生、高村慶太朗、野村麻理亜、原田大雅、増沢知泰、松本歩実 三橋修、森田龍平、山内雄仁 26人 講師 藤間煕子、梅原和仁、神山歩未、岩田芳美、岩田臣生 (水田ビオトープ班サポート)前田 宏 今日は脱穀です。1年ぶりに脱穀機を出して、掃除をしていると早く来た子どもたちが集まってきました。 脱穀機のセットも皆が手伝ってくれます。 皆が集まったところで、今日の活動の手順を説明しました。まずは田圃に稲を取りに行きます。 田圃に集合しました。 前日の雨のせいで、地面に水が溜まっています。流石に状況を熟知している神山先生が率先して稲束を子どもたちに取ってやる係となりました。 神山先生は里山の自然学校の1期生で、4年間参加し続け、まだ参加したいというので先生として参加してもらうことにしました。 参加者の子どもの気持ちも分かるし、里山の自然学校のプログラムも承知しているスーパーエースで、毎回大活躍です。 稲を運び終わりました。今年は稲が少ないので1人1回で済んでしまいました。 まず脱穀の仕方を教えてから、一人ずつ脱穀に挑戦してもらいました。 今年は余裕があったので、子どもたちがじっかり握れるように、束を細くつくり直してから、足踏み式イネコキ機を使いました。 上手くイネコキできなかった稲穂から籾(モミ)を外す作業も進んでやってくれます。 籾(モミ)に混ざっている茎(クキ)の部分を取り分けたり、空モミや細かいカスなどを吹き飛ばす作業も始まりました。 機械が無いので手箕(テミ)を使って行います。 作業も8割かた終わったところで、お弁当にしました。 お弁当が終わると直ぐに作業が再開されてしまいました。 毎回、この作業はどうすれば楽しくできるのかと思案にくれるのですが、有り難いことに、子どもたちは辛気臭い作業も夢中でやってくれています。 作業が終わりに近づいて人数を必要としなくなったところで、稲藁(いなわら)を使って縄(なわ)をない、リースをつくる活動も始めました。 藁(わら)を使って馬(うま)をつくる活動も始まりました。 ドングリゴマづくりも始まりました。 リースが出来上がりました。 後片付けも皆が手伝ってくれました。 縄(なわ)づくりも始まりました。長い縄(なわ)をなうことができるかな。 自分でつくったコマで駒まわし大会をやりました。 優勝者(右)と準優勝者(左)です。 長くなえた縄(なわ)を使って縄跳び(なわとび)が始まりました。 一日の感想を発表して、一日の活動を終わりました。 皆の感想を聞いてから、始まる前に拾っておいた椎の実(スダジイのドングリ)を少しずつ配りました。 そのままでも食べられるドングリです。 大騒ぎになりました。 感想 ・脱穀する時、しっかり掴むように言われたけど、思ったより引っ張られなかった。 ・脱穀は難しいかなと思っていたけど、そんなに難しくなかった。 ・馬(うま)をつくるのが楽しかった。 ・籾(もみ)のついた稲穂は重かったけど脱穀した後の稲藁(いなわら)は軽かったので驚いた。面白かった。2 ・駒(こま)づくりはやってみたら面白かった。いい駒(こま)もできた。 ・馬(うま)やリースや、いろいろなものが作れて楽しかった。2 ・籾(もみ)とゴミを分ける作業が楽しかった。 ・手や足がかゆかったけど、脱穀は楽しかった。 ・籾(もみ)と藁(わら)を分別するのが面倒だった。(これが一番大変な作業です。) ・籾(もみ)の中から藁(わら)を取り出すのが大変だった。 ・籾(もみ)についている茎(くき)を取るのが大変だった。 ・田圃から稲藁(いなわら)を運ぶのが大変だった。 ・駒まわし大会が楽しかった。 ・馬(うま)づくりが楽しかった。 ・リースづくりはちょっと難しかったけど、できて良かった。 ・茎から籾を取るだけではなかったのが難しかった。 ・籾(もみ)をとった後の稲藁でリースをつくるのが難しかった。 ・藁(わら)と籾(もみ)を分別するのが大変だった。2 以上 注意)生田緑地での生物採集は原則として禁止です。子どもたちの採集でも、観察したら逃がしましょう。 |
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Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation