里山の自然学校2012
第2回《田植え》
【2013/5/27 更新】
日時 2013年5月26日(日) 10:00〜15:00 曇時々
場所 生田緑地 田圃 参加者 A 豊島芳璃人、八代舜太郎、小竹森英響、薬袋吹喜音、鈴木優香、石井恵梨華 B 山本来幸、春田健登、新保善文、目黒陽菜、鈴木彩香、稲垣志帆 C 林 航大、山根将聖、池田、小林海音 D 山崎慎悟、駒松沙生、佐藤りん、大島弥子 OB 甲斐亮汰 22人 講師 岩田臣生、岩田芳美、梅原和仁、神山歩未、鈴木志歩、藤間煕子、中臣謙太郎 今年度第2回里山の自然学校は田植えです。 全員が参加したほか、OBが1人参加しました。 活動には生田緑地整備事務所2階の市民活動室が使えるようになりました。 また、倉庫も広くなりましたので、里山の自然学校の活動拠点として使えることを感謝しています。 着替えや履き替え、雨具などは部屋に置いて、早速、田圃に向かって出発しました。 手にはバケツや洗面器を持って行くのは、里山の自然学校ならではの田植えです。 途中、ヤマグワの黒く熟した実を味わってもらいました。 普段除伐に励んでいるヤマグワですが、里山の恵みを体験させることも大切だと思います。 ハンノキ林上の池でアメリカザリガニを見つけた子がいましたが、今日はかまっている暇はありません。 田圃に着いたら、荷物は木陰に置いて、苗を取りに行きました。 下の田圃に運んでおいた苗は、カルガモに悪戯されてはいませんでした。 皆で協力して6枚を上の田圃に運びました。 上の田圃に運んだ苗を育苗箱から取り出し、洗面器に小分けしました。 苗を入れた洗面器を持って、全員が田圃の端に並びました。 今回も苗の植え方を教えるのは田植えの先生の来幸ちゃんです。 初めて田植えを体験する子どもたちに、丁寧に教えてくれました。 上の田圃の上の段には水が湛えられていましたが、下の段は周囲の溝を除けば水がありませんでした。 子どもたちは、少し硬いぐらいの土に苗を植えていきました。 このままでは問題ですので、皆が植えている周りで、畦のザリガニ穴を塞ぐ活動も行いました。 この日はユニセフのウォークラリーが開催されていて、三浦副市長が通りかかりました。 丁度、皆で植え始めるところでしたが、水の無い田圃の田植えは初めてご覧になったと思います。 上の田圃の下の段の田植えを終えたところで、お昼にしました。 もう12時です。 今年は時間がかかってしまいました。 昼食後、上の田圃の上の段の田植えを行いました。 お昼のお弁当から参加した子には、来幸先生が丁寧に植え方を教えてくれました。 田圃の中には小さな小さなアズマヒキガエルの幼体やマメゲンゴロウがいました。 田圃の上には連結したシオカラトンボが飛び、畦にはヤマサナエがいました。 まだ、シオヤトンボ♂もいました。 続いて、下の田圃の田植えを行いました。 水の中には大小様々なホトケドジョウが泳いでいました。 ヨシの葉にシュレーゲルアオガエルがいました。 子どもたちにはお構い無しにツバメが泥を求めて飛んできました。 子どもたちは、こんなに近くでツバメを見たことは無いと思います。 下の田圃の田植えに参加しなかった子どもはヨシ笛を吹いたり、生き物を探したり、思い思いに過ごしていました。 アメリカザリガニやベニカミキリを見つけた子もいました。 田植えを終えた田圃には防鳥テープを張りました。 子どもたちも手伝ってくれました。 洗面器を洗う手伝いをしてくれる子どももいました。 静かになった田圃にシマヘビが出てきました。 今年の女の子の中には、これを捕まえようと追いかける子どもがいました。 作業後に、水路の水を汲んで、手足を洗いましたが、水が少ないので大変だったようです。 防鳥テープを張っている間、子どもたちはオオバコ相撲をしていました。 歩未先生はササ笛を教えてくれました。 下の田圃にも防鳥テープを張りました。 3枚の田圃が防鳥テープでカルガモから守れるかどうかは不明ですが、これで田植えが終了しました。 生田緑地整備事務所に戻り、裏の水道で手足を洗い、部屋に戻って、この日出会った生物を振り返りました。 次回の「プールのヤゴの救出作戦」は稲田公園の児童プールに集合だということを確認しました。 最後に、第1回の時に自己紹介をしていなかった子どもの自己紹介を行いました。 以上 |
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Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation