里山の自然学校2014
第2回《田植え》
【2014/5/27 更新】

日時　2014年5月27日(日) 10:00〜15:00　曇 場所　生田緑地整備事務所〜田圃（お弁当）〜生田緑地整備事務所 参加者　山本来幸、稲垣志帆、佐藤りん、小竹森英響、石井恵梨華、鈴木優香、鈴木彩香 　　　　小林海音、大島弥子 　　　　中川　悠、沼澤咲季、江�ｱ　慧、山下はなの、田村　和 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　14人 講師　藤間煕子、山本　晃、梅原和仁、神山歩未、岩田臣生 サポート　木坂陽子、下口達夫、政野祐一 里山の自然学校第2回は田植えです。 田植えに使う稲の苗は、岩田が、昨秋収穫した籾を今年3月30日に浸種し（籾を水にひたすこと）、4月8日に育苗箱10枚に播種し、マンションのベランダで育てたものです。 当日の朝、生田緑地整備事務所裏に運びました。 苗の状態は、風の強い日が何日かあったため、葉が傷んで枯れているものもありましたが、里山の自然学校の田圃活動には支障はないでしょう。 田圃は、水田ビオトープ班の活動として、3〜4月に田起こしを行い、5月13〜23日に、6回かけて代掻き(しろかき)を行い、田植えができる状態にしました。 冬季湛水の田圃として管理しているものの、2006年に再生した田圃は度々水涸れを起し、土が硬くかたまっていて、泥にするのが大変でした。 さて、当日は生田緑地整備事務所2階市民活動室に集合し、稲の苗を少しずつバケツや洗面器に入れて、皆で田圃に運びました。 苗を田圃に持って行って田植えをするというのは、里山の自然学校の田植えぐらいのものでしょう。 秋の脱穀の時は、田圃から天日干しした稲を生田緑地整備事務所裏に運んで脱穀を行います。 田圃に着いたところで植え方の説明をしました。 田植えの指導は今年も山本来幸さんにお願いしました。 田圃の代掻きに1週間かけて、何とか田植えができる状態にすることができましたが、表面を均すところまでいかなかったので、凹凸があること、 落葉が集まっていて表面に泥の無い所もあることなど、普通の田圃とは異なるところが多々あるから、その時は自分で泥を寄せて植えるように特別な注意を与えました。 また、苗は余り良い状態ではないので、植える1株の中に元気な苗を3〜5本は入れて植えるようにお願いしました。 今年は、裸足になって泥の中に入ることを躊躇(ちゅうちょ)する子はいませんでした。 とは言っても、田圃の中に一列に並んで一つ目の苗を植えられるようになるまでには時間がかかりました。 川崎市青少年科学館館長の島田さんが様子を見にきました。 キクスイカミキリが飛んで来て、一瞬、手に止まりました。 田植えの途中で、ケラやオタマジャクシ、マメゲンゴロウなどの生き物に心を奪われてしまった子どももいました。 そして、アメリカザリガニが見つからなかったことを残念がっていました。 上の田圃の下の段の田植えを終えたところで昼食にしました。 田植えの経験のない子どもたちにとっては、ああしろ、こうしろと叱咤されながらの田植えは時間もかかり、疲れたことと思います。 午後は上の田圃の上の段の田植えを行いました。 田圃が小さいので全員で植えるというわけにはいきません。 やりたい子どもが率先して参加します。 田植えが終わった下の段には鳥よけテープを張りました。 苗が根付くまではカルガモに来てもらいたくないのです。 効果があれば良いのですが。 上の段が済んだら、次は下の田圃です。 上の田圃でもシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシに夢中になっていた子どもは、ホトケドジョウの泳ぐ田圃の中を走り回ってしまいました。 ここにも鳥よけテープを張って、田植えは終了です。 生田緑地整備事務所2階に戻って、感想を聞きました。 以上

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