里山の自然学校2016
第9回《脱穀》
【2016/10/11 更新】
日時 2016年10月10日(日) 10:00〜15:00 曇
場所 生田緑地整備事務所裏のヤード 参加者 里山の自然学校卒業生 工藤思由 里山の自然学校3年生 山下はなの、田村 和 里山の自然学校2年生 山下真奈美、大橋拓真、工藤千穂、佐藤晴奈、軸丸陽希 里山の自然学校1年生 齋藤凛々子、猿谷明衣、鈴木美舟、仲田稔里、上村勇翔、 小林虎徹、小林祇龍、田通 潤 16名 講師 岩田臣生、岩田芳美、梅原和仁、神山幸雅、藤間X子 5名 水田ビオトープ班からのサポート 田村成美、政野祐一、山下淳也 3名 第9回里山の自然学校は、脱穀です。 脱穀は生田緑地整備事務所裏で行いました。 先ずは、竹箒を借りて、ヤードの掃き掃除を行い、稲こき機を出して、活動の準備をしました。 稲刈り後の稲は、上の田圃の上のオダに干してあります。 この稲を全員で運び上げることから、活動は開始です。 イネの運搬には、竹の背負い籠も活躍しました。 梅原先生が、落ちていたからと言って、チョウを持ってきました。 羽化して間もない秋型のクロコノマチョウのようです。 この後の脱穀では、多数のクロコノマチョウの蛹が出てきました。 田圃のイネに産み付けられた卵が孵化して、イネを食べて育ち、蛹になっていた時にイネ刈りをしたようです。 蛹がついた状態で稲刈りをしたのは初めてだと思います。 脱穀には、神奈川懸橘樹郡生田村の細王舎第一工場製の「ミノル式親玉號」最新型?イネコキ機を使います。 既に、現代農業では使われなくなった機械だと思いますが、僅かばかりのイネを、市民活動としてイネコキするためには丁度良い機械だと思いますし、イネ作の歴史の匂いをかぐことができるかも知れません。 イネを干すのに使っていたPEシートの一部をイネコキ機の上にかけて、準備完了です。 安全に稲こきをしてもらうために、まず、一人一人、順番に、やり方を教えました。 毎年、問題になるのは、握力が弱いために、ボロボロと茎が引き込まれることです。 このため、各自がしっかり握れる量のイネを持つようにしましたが、中には、何度やっても、茎ごと巻き込ませてしまう子がいました。 特に、今年のイネの状態は悪くて、持っているのに、穂先が抜けてしまうイネも多かったようです。 お弁当は室内でいただきました。 お昼休みは短くして、脱穀を続けました。 少し時間がありましたので、わら細工を行いました。 集合写真を撮りました。 室内に戻ってから解散しました。 以上 |
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