里山の自然学校2016
第11回《冬の里山》
【2017/2/12 更新】
日時 2017年 2月11日(土) 10:00〜15:00
場所 生田緑地、市民活動室
参加者 里山3年 山下はなの
    里山2年 大橋拓真、工藤千穂、佐藤晴奈、山下真奈実
    里山1年 上村勇翔、小林虎徹、小林祇龍、齋藤凜々子、佐藤功一、
        猿谷明衣、鈴木美舟、田通 潤、中垣祐輝、仲田稔里、福田公成
    里山卒業生 中川 悠
                               17名
講師  岩田臣生、岩田芳美、梅原和仁、神山幸雅、藤間X子   5名

今年度の里山の自然学校最終回です。
二人欠席しましたが、卒業生が一人参加しました。
午前中は、冬の生田緑地を歩き、冬芽や、葉痕や、野鳥、霜柱や水辺の氷などを観察し、谷戸の冬景色を楽しみます。

市民活動室を出た所で、スギの雄花を観察しました。

オニグルミの葉痕を観察しました。
葉痕が顔に見えるのは、植物が根から水を葉に運ぶための管があって、その痕が目鼻に見えるからだと学習しました。

太さだけでは分からない樹木の年齢についても想像してみました。

エナガの群れが近くのエノキにやってきました。
上空をカワウが1羽、西から東へ飛んで行きました。

ハンノキの雄花序と種子を持った松果を観察しました。

枯れた葉を落とさない落葉樹、ヤマコウバシを観察しました。

冬芽や葉痕を観察していきました。

田圃は凍っていました。
川崎でも、昔は普通に見られた光景が、今では珍しい景色になっています。

下の田圃周辺のヨシの繁みには、小さな野鳥が入っていました。
ヨシの種子を飛ばして遊ぶ子もいました。

コブシの冬芽はセーターを着ていました。

萌芽更新したハンノキは樹勢が強いのか、沢山の雄花序をつけていて、陽光を受けて、薄茶色に輝いていました。

戸隠不動跡地で集合写真を撮りました。

芝生広場でも、冬の生物を探しました。
サクラの幹に生えていたノキシノブは胞子嚢をつけていました。その姿が気持ち悪いと騒いでいました。

アセビの花が咲き始めていました。


市民活動室に戻って、お弁当を食べてから、1年間の里山の自然学校を振り返って、里山新聞をつくりました。
制作は4つのチームに分かれて、どんな新聞にするかは、チームの話し合いで決めてもらいました。
先生方は、どんな新聞ができるか、楽しみに待つことにしました。

Group 01


Group 02


Group 03


Group 04


各班が里山新聞を発表してから、修了証書授与式を行いました。
今年の修了証書は、第2回 田植え の時の集合写真を使いました。
今年度、全回参加者(欠席0回)は 3人でした。

欠席回数 1回以上については、回数で区別することはしませんでしたので、里山の自然学校の年次数の順に授与しました。

最後に、先生方から、今年度の感想を一言づついただきました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation