里山の自然学校2017
第3回《プールのヤゴの救出作戦》
【2017/6/5 更新】
日時 2017年6月4日(日) 10:00〜15:00 晴
場所 稲田公園児童プール 参加者 里山の自然学校3年生 大橋拓真、工藤千穂、軸丸陽希 里山の自然学校2年生 猿谷明衣、鈴木美舟、仲田稔里、上村勇翔、佐藤功一、中垣祐輝、福田公成 里山の自然学校1年生 中村一冴、和 朋花、杉本大知、仲田千春、花岡澄空、本多琉惟 山下ねのは 17名(今年度登録参加者 22名、今回欠席者 5名) 講師 岩田臣生、岩田芳美、梅原和仁、神山幸雅、山本 晃 計 22名 9:00〜 稲田公園児童プールには早めに着いて、事務所と更衣室のシャッターを開け、道具類を降ろしてから、プールの排水弁を開けて、排水を始めました。 里山の自然学校は生田緑地で活動していますが、プールのヤゴの救出作戦だけは、同じ多摩区内の稲田公園児童プールで活動します。 昨年のプール営業終了後に、このプールで産卵し、孵化したトンボのヤゴを救助して、羽化させてやることが目的です。 年によって、救助できるヤゴの数は異なり、過去の記録では、少ない年は781、多い年は7,015でした。 今年はどうなるでしょうか。 10:00〜 小田急線の事故のために、別ルートで来園することになった参加者は遅れての参加となりましたが、事務所内に集合して、この日の活動について説明してから、プールに移動しました。 一番浅いプールは既に水が無い状態になっていましたが、落葉などが溜まっている所から、手始めに救出を開始しました。 二番目に浅いプールに移りました。 今年はオタマジャクシが多数棲息していました。 次に一番深いプールの採集を始めました。 お昼のお弁当の後は、採集したヤゴを、ヤンマ型、シオカラトンボ型、アカトンボ型、イトトンボ型に分けて、数を数える活動に入りました。 カウント後に入れるバケツを二つつくり、記録係を佐藤と仲田(姉)に任せて 2 チームに分かれて作業にかかることにしました。 特にチーム分けということは行いませんでしたが、男子チームと女子チームに分かれていました。 ギンヤンマのヤゴが次々に採集されたため、大騒ぎになりました。 昼から参加した子と梅原、神山の両先生は、ヤゴの救出数を増やそうと、採集活動を続けていました。 早くカウントを終えたら、もう一度、10分間だけ、プールに入って採集しても良いことにしました。 のんびりカウントしていた子が、急に素早く動くようになりました。 ということで、排水を進めて浅くしたプールに入って、もう一頑張りして、ヤゴの救出を行いました。 ヤゴの追加分を急いでカウントしました。 アマガエルと思われるオタマジャクシが多数採集されましたが、カウントはしませんでした。
集合写真を撮りました。 持ち帰ったヤゴの飼い方について、山本先生から説明がありました。 各自用意したペットボトルに水を入れて、ヤゴを入れて、持ち帰りました。 活動は救出が目的ですが、ヤゴの世話をして、トンボの羽化を観察することも大事です。 ※第10回里山の自然学校「秋の里山」は 11/23(木)に変更しました。注意してください。 |