里山の自然学校2019
第 8 回《稲刈り》
【2019/9/29 更新】
日時 2019年9月29日(日) 10:00〜15:00 曇
場所 生田緑地 参加者 里山の自然学校 3 年生 2 名 杉本大知、森村 玄 里山の自然学校 2 年生 1名 小野寺花柑 里山の自然学校1年生 13 名 菊田悠太、種石咲華、長瀬聡汰、畠山夏昊 (小学 5 年生 4 名) 新井康介、坂本悠馬、佐藤朝陽、佐藤天音、軸丸朝咲、竹内茉莉、田村優奈、二宮珠都、原田天雅 (小学 4 年生 9 名) 16 名 卒業生アシスタント 神山幸雅、佐藤功一、佐藤晴奈 3 名 講師 岩田臣生、岩田芳美、梅原和仁、山本 晃 4 名 水田ビオトープ班、里山倶楽部Bからの応援 岩渕裕輝、加登勇司、田村成美、三上正徳 4 名 総勢 27 名 生田緑地の谷戸に、水田ビオトープ班が再生した田圃の 16 回目の稲刈りを行いました。 里山の自然学校のメンバーは高齢化したり、大病を経験したりしているので、水田ビオトープ班班員や里山倶楽部Bのメンバーに応援を求め、4 人の応援参加を得ました。 10 時に市民活動室に集合して、顔合わせを行ってから、稲刈りに必要な用具を持って、田圃に向かいました。 田圃前の木道上で、イネの持ち方、鋸鎌の使い方について説明しました。 イネを持つ手は親指を上方にすることが、安全な稲刈りのためには大事なことです。 田植えん 田圃の水は 9 時過ぎに堰を開けて、落とし始めましたが、通年湛水の田圃には水があります。 しかも、残った水のある所にはアメリカザリガニが集まっていたため、アメリカザリガニが恐いと言って、なかなか田圃に入れない子どももいて、一斉に稲刈り開始とはいきませんでした。 それでも、助っ人の人たちが数人ずつの面倒をみてくれて、刈ったイネを木道まで運んでくれたので、スムースに進みました。 上の田圃の稲刈りを終えて、残るは下の田圃の稲刈りです。 深い湿田です。 周囲からミゾソバが侵入して広がっていました。 木道の手摺などに仮置きしていた稲束をオダにかけました。 今年は昨年の 3 分の 1 ぐらいの収量でした。 昼前に帰らなければならなかった応援参加の人には申し訳なかったのですが、お昼のお弁当を終えてから集合写真を撮りました。 水を落とした田圃で採集し、駆除できたアメリカザリガニは 400 でした。 駆除している間、田圃周辺の植物観察を楽しんだ子どもたちもいました。 市民活動室に戻って、この日の感想を文章にしてもらい、皆の前で発表してもらいました。 今回は一人怪我人を出してしまいましたが、稲刈りは終えて、アメリカザリガニの駆除もできました。 (感想文 1) 今日の稲刈りを楽しみにしていました。 私がイネを刈ろうとしているとき、先生が「イネを少しひっぱりながらやるとうまくいくよ。」と言われ、やってみたら、うまくできました。 ふかい田んぼでは、足がはまったりしたけど、最後までがんばりました。 私がふかい田んぼから出て、みんなのところに行くと、たくさんのザリガニをとっていました。 大きいのがたくさんいて、びっくりしました。 でも、一番びっくりしたのは、イネが大きくなっていたことです。 次の活動もがんばりたいです。 (感想文 2) 今日は、いねかりと植物のかんさつをしました。 いねかりをして かまでかるのは おもったよりかんたんで、全部もてていなくて、1 本あまってしまう時もありましたが、足がはこべないくらいで、あまりくせんしませんでした。 たばになっているイネなどは何度もからないといけないので、一つ一つの長さがちがって、かりづらかったですが、いちおうかることはできました。 はやくかることができて、すごく楽しかったです。 来年も、もう 1 回やりたいです。 植物のかんさつもやりました。 はじめて知る植物や、にている植物があって おぼえにくいですが、少しでもおぼえられるようにしたいです。 はだざわりがいい植物や、食べられる実などがあって、おもしろかったです。 次の時に、いくつか植物の名前をおぼえたいです。 (感想文 3) 今日、はじめて、いねかりをしました。 ザリガニは こわくてさわれなかったけれど、植物や虫などの名前をおぼえました。 ムクノキの実は食べられるということがわかりました。あまくて おいしかったです。 いねかりのときは、イネをかまで思いっきり引っぱって、かりました。 ザリガニがはさみではさんでこないかと心配でしたが、無事けがなく、イネをかることができました。 イネかりが、これほどにもやりがいのある仕事だとは思いませんでした。またやりたいです。 (感想文 4) さいしょは、ざりがにがいて、なかになかなか入れなかったけど、どんどんなれていって、田んぼに入れるようになって、最後は、中に入ってざりがにをとれたし、 ざりがにを数えました。 ふかい田んぼには入らず、いねをはこんで、いねをしばっている人にわたして、足をあらったのに、まだ足がよごれていました。 また、この里山の自然学校に行って、またいろいろなことをやってみたいです。 以上 |
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