里山の自然学校2020
第09回《冬の里山》
【2021/2/14 更新】
日時 2021年 2月14日(日) 10:00〜15:00 晴
場所 生田緑地 市民活動室、生田緑地 参加(里山の自然学校2年生)畠山夏昊、佐藤天音、佐藤朝陽、軸丸朝咲、原田天雅 (里山の自然学校1年生)佐藤弥里、加藤帆乃果、橋口怜奈、房安弘太郎、玉木 遥、池上豪一郎 11名 講師 岩田臣生、岩田芳美、工藤思由 合計 14名 今年度は新型コロナウイルス感染流行のため、活動できるかどうかが心配されましたが、第 1回の「春の里山」を中止したものの、 里山の自然学校MLを設けて、毎回、参加意思を確認しながら進めてきました。 雨天のために、「夏の里山」も中止しましたので、里山体験は、秋と冬だけになってしまいました。 この日は気温が高くて、冬らしくありませんでしたが、今年度最後の里山の自然学校「冬の里山」です。 市民活動室に集合してから、直ぐに、フィールド出発しました。 生田緑地整備事務所裏のエノキのヤドリギを観察しました。 ピクニック広場東階段の改修工事のため、ここから、裏の尾根路に出て、芝生広場に降りました。 アシビが咲き始めていました。 芝生広場上雑木林の伐採更新についても説明しました。 芝生広場からハンノキ林に向かいました。 ハンノキの梢に雄花が垂れ下がっていて、花粉の散布を終えた雄花が木道の上に転がっていました。 枯葉が目立つ小高木があちこちに見られました。ヤマコウバシです。春になって、新葉をつける時まで、枯葉をつけています。 体感で気温、水温を当てるゲームを行いました。 冬らしくない暖かい日でしたので、当てるのは難しかったようです。 アズマネザサの茂みに、小さな野鳥が出入りしていました。メジロでした。 コジュケイや、アオジの声が聞こえました。 萌芽更新地区について説明しました。 コナラ、クヌギなどの樹木を伐採すると、勢いよく枝が伸びてくること、やがて伐り株が朽ちると、それらの枝が独立した樹木になっていることなどを伐り株を観察しながら学習しました。 梅畑広場で集合写真を撮りました。 上の田圃を観察し、間もなく、アズマヒキガエルが 40〜50匹集まって、蛙合戦が起こることなどを話しました。 下の田圃の土嚢堰の下には、20超のカワニナがいました。 コブシの蕾を観察しました。 戸隠不動尊跡も見晴台から、上の田圃と案山子を眺めました。 シキミの蕾を観察しました。 城山下谷戸に降りた所で、モミを観察しました。 芝生広場で、お昼のお弁当を食べました。 食後 1時間ほどは、広場で、鬼ごっこなどに興じてもらいました。 市民活動室に戻って、今年 1年間の活動を振り返って、感想文を書きました。 感想文は、一人一人、発表しました。 修了証書を授与しました。 まず、1年生です。 次は、欠席が無かった 1年生です。赤いリボンがついています。 次は、2年生です。 次は、欠席が無かった 2年生です。赤いリボンがついています。 次は、アシスタントをしてくれた工藤先生に感謝状を授与しました。 里山の自然学校 1 年間の感想////////////////////////////////////////////// FK ぼくが一番だんとつに楽しかったのは、ヤゴの救出作戦です。 いろんなヤゴも見れたし、小学校はプールが屋上だから、ヤゴの救出が無いからです。 ふたつ目もあります。それは夜の昆虫観察です。 カブトムシをとりに行く時は朝だけど、初めて夜の虫を見れたからです。 ほかにもいろいろあり、すべて楽しかったです。 知らない植物もあって、いろんなちしきがみにつきました。 いろんな方法、たとえばこうしん地区などあったり、なになににつかわれていたなどあり、すごくいろんなことが分かり、来年も参加したいなと思いました。 JA 私が今年度一番楽しかったのは田植えです。 最近は農業をする人が減っていて、田植えや稲刈りをするのも機械が多いということを学校で習いました。 機械が開発されていない頃は全て手作業だったので、昔の人の気持ちがよく分かりました。 暑いし、背中が痛くなったけれど、みんなと協力して、最後まで植えられたので楽しかったです。 二番目に楽しかったのは、稲刈りです。 田植えの時にみんなで植えた稲が大きく育ったのを見てうれしくなりました。 かまでたくさん刈る事が面白かったです。 来年も田植えや稲刈り、だっこくなどを楽しみにしています。 TH 私が里山で一番楽しかったのは、ヤゴの救出作戦です。 ヤゴとりのあと、育てるときに、いつもヤゴを観察したりしました。 里山の自然学校で学んだことはたくさんあります。 花や木、草の名前や、なんで里山にやってきたのかなど、ゆらいなどをいろいろ話してくれました。 里山の自然学校の中で初めてあった人と友だちにもなれました。 田植えでは、最初、どろの中に入るのがいやだったけれど、入って田植えをしはじめてからは楽しくなってきました。 稲刈りの時には、田植えより稲刈りの時のほうがこわかったけど、やっているうちにまた楽しくなってきました。 夜の昆虫観察では、ライトトラップをした時は、がや甲虫類がたくさんきていたので、さわれるものはさわりました。 ごはんをみんなでたべおわっておにごっこをした時はとてもたのしかったです。 来年もさんかしたいと思いました。 SAma 里山の自然学校を通して 私が今年の里山の自然学校で楽しかったことは、ヤゴの救出作戦と、案山子づくりと、田植えです。 だいたい去年の体けんをいかしてスムーズに進めることができました。 また、休んでいたり、こわくてできなかった回も、今年度は進んでできました。 それに、新しく入った人とも、多分やさしく接したり、教えたりすることができました。 ヤゴの救出作戦は、最初こわいし、入る時、ヤゴをふんだらどうしようと思いましたが、友だちと協力してたくさん取ることができました。 ヤゴを育てるのもむずかしかったのですが楽しかったです。 かかしつくりは、去年休んでしまったので、初めての参加だったのですが、友だちに教えてもらい、「どっかのだれかさん」を作りました。 田植えは、ぱっと見「枝ささるんじゃね!」とか思ったんですけど、土がめちゃやわらかく、植える時の感覚がそこそこよかったからです。 今年もとても楽しかったので来年度も参加したいです。 HT ぼくは里山の自然学校2年生なので今年は2年目で、最初は、今年も知ってる人や同じ小学校の人もいなくて、なかなか仲良くなるのもむずかしいと思いましたが、みんなと仲良くなれてとても良かった。 田植えは、みんな入るのをいやがっていましたが、そのあとは、ぼくもそうですが、みんな話したりしながら植えて、このあいだの時よりも早く終わって良かったです。 そのごのあらう時なども、みんなでバケツで水をくんで楽しい思い出になりました。 ヤゴの救出では、みんな水をこわがらずにすぐに入ってすごいと思いました。 また、今年はギンヤンマが多くてびっくりしました。 ぼくは、たしか十ぴきほどつかまえられて良かったと思いましたが、けっきょく最しゅうてきにうかはせいこうしましたが、 とんだときにたぶんタンスのうらにいってしまい、そのまま大そうじでみつけるまでいてしまって、悲しかったです。 けれど、シオカラトンボや赤トンボはぶじうかして、またうかのしゅんかんがみれたときもありました。 なかなかみられないしゅんかんだったので良かったです。 ホタルかんさつでは、今年はコロナウイルスのえいきょうで人が多くいなかったため、とてもよくホタルをかんさつできてよかったです。 けれどホタルの数が多すぎて分からず、すこし言いあいになって楽しかったです。 また、なっとうまきとアメリカンドッグをもってきたら、多くの人に、合わないと言われてしまいました。 夜のこん虫かんさつでは、ライトトラップをしてカミキリムシがきて、なかなかもりあがってよかったと思いました。 また、今年もコガネムシなどが多くいたのでよかったです。 かかし作りのときは、きょ年はかかしを作ったのでせい物ちょうさのほうをしました。 またヤゴがそのときみつかったので良かったです。 またホトケドジョウが多くいて、大きいのもいたのでかわいかったです。 ですが、かえのくつをもってこなかったので、水の中には入りませんでした。 稲刈りでは去年おやゆびを切ってしまったというやみ記おくがあったので少しこわかったです。 また、ノコギリがまでけがしてしまったときいてすごくしんぱいしましたらとてもきずがあさかったのでとてもよかったと思っています。 だっこくでは、べつにけがしてはいませんがなかなかこわかったです。 また少しひかれそうになってこわかったですが、もみと米をわけるのは、みんなでやって楽しかったです。 秋の里山たいけんでは、馬を作るのになかなかじかんがかかりましたが、リースをつくるのは楽しかったです。 冬の里山では、さんざんおにごっこをやり、つかれてかいだんをのぼるのがとてもつらかったです。 こんどまたぼくは、里山三年目をしようと思いますが、ぜひらいねんきてください。 そして来年もまた、らいねんきたらよろしくおねがいします。 IG 初めて里山学校にはいってきんちょうしたけど、いろいろかんさつしたり、初めてみたものがあったりして楽しかったです。 ぼくが、いちばんたのしかったのはヤゴのきゅうしゅつで、ヤゴからトンボにたくさんなってうれしかったです。 夜のこん虫かんさつはいけなかったのがざんねんでした。 いねからお米をそだてるときは、かかしを作ったり、いねをうえたりして楽しかったし、お米がおいしかったです。 里山学校にはいっていろいろまなべてよかったです。 HR ライトトラップでカブトムシを見たり、脱穀をしたり、わらで人形を作ったり、田植えをしたり、稲刈りをしたり、・・・。 今までやったことのない経験がたくさんでき、とても嬉しかったし、楽しかったです。 いろんな花、鳥、虫、草(植物)、動物や、その植物や動物の歴史まで知ることができ、とても勉強になりました。 まだ知らないこと、ぎもん、教えてもらったことで思ったことをたくさんの友達と共有することができ、コミュニケーションへの上達にもつながりました。 「そんなにコミュニケーションが上手ではなかった私」でしたが、今は、学校で植物や動物について自まんでき、コミュニケーションが上手くなった私になりました。 それは、この里山の自然学校のおかげです。 本当にありがとうございました。 また、来年も来たいと思います。 今年は本当にありがとうございました。 私が楽しい、もっとしたいと思った会 田植え・・・とても楽しく、米をつくる人のつらさが実感できました。 プールのヤゴの救出作戦・・・みんなで「ヤンマ」、「ヤンマ」とさけんでヤゴをさがしました。 案山子づくりと生物調査・・・私は用事があってできませんでしたが、やってみたいです。 稲刈り・・・みんなで、ざくざく切っていくのが楽しかったです。 脱穀・・・みんなでハンドルをぐるぐるまわしつづけながら脱穀をしました。 KH 一番楽しかったことはヤゴの救出作戦です。 なぜなら、学校では、全然ヤゴが取れなかったので、里山の自然学校ではたくさん取れてよかったから。 最初は(春の里山)中止だったけど、その後のヤゴの救出は、初めは一度すくっただけでおたまじゃくしがたくさんいてびっくりしたけど、ヤゴが中にいると、とてもうれしかった。 ヤゴの種類を分けるときに、バケツの中にたくさんのヤゴがいて、それだけ救出できたから、とても嬉しかった。 ホタル観察では、たくさんのホタルが見えて、コウモリがいることも分かり楽しかった。 夜の昆虫は、虫がたくさん集まっていてびっくりしたけど、想ぞうしていたガがたくさんいるのではなく、他の昆虫もいてすごかった。 見たことのない昆虫もいて面白かった。 稲刈りは、みんながとてもはやくとっていくのでおいつけなかったけど、とるのは楽しかった。 脱こくは、と中、手がまきこまれそうになったけど、たくさん米がとれてよかった。 ザリガニをとってころすときは、ザリガニがかわいそうに思えたけど、それで他のたくさんの種類の生きものが死ぬならしょうがないと思った。 一番最初にやった田植えでは、ザリガニを見れてうれしかったし、イネをふまないように気を付けながらうえていた。 ドロがついた足を洗うときはとても気持ち良かった。 稲刈りをして、イネを運ぶときはとても大変だった。 また今年も、里山の自然学校を続けたい。 その時は、もっとヤゴを救出してトンボにしてあげたいです。 SAsa 私が今年里山の自然学校に来て、印象的だったのは、ヤゴ取りです。 去年は予定で行けず、話しかきいていなかったので、自分のイメージと少しちがいました。 もっと深いと思っていたのですが、思ったよりではなかったものの、すごく取れたことです。どんどん取れるのでびっくりしました。 それから、田植え、稲刈りなどの米作りも印象的でした。 去年もやったのに、初めてやるように新せんでした。 田植えのとき、こつをつかむとどんどん植えられて楽しくなりました。 お米をつくるためには、今まで行ってきたことの他にたくさんあると思います。 「一つの物をつくる」の大変さが身にしみて感じました。 そのあとのリース作りも楽しかったです。 すててしまうかもしれないものを再利用できて、なお良いと思います。 自然の場でしかつくれないもので、つくるのが楽しくなりました。 生田緑地でつくったものに、生田緑地で取ってきたものをつけて、完成させたものは「THE 生田緑地のもの」と思いました。 里山で学習したことを生かしてみたいです。 また、色々な生き物の名前が知れました。 覚えることはできてないのですが、知ることができて良かったです。 HN 私は里山の自然学校二年目で、前と少し違うところがあって楽しかったです。 一番印象に残っているのは、ヤゴの救出です。 なぜなら、里山一年目の時よりたくさんのヤゴを救出することができたからです。 ヤンマ型のヤゴを五ひき以上救出できたことがとてもうれしかったです。 また、家に持って帰り、育てたヤゴを全てトンボにすることができました。 「トンボがもっと増えてほしい」と思いました。 二番目に印象に残っているのは、夜のこん虫観察です。 なぜなら、カブトムシを見て、さわることができたからです。 こん虫がきたら、すぐとるのが、面白かったです。次が楽しみです。 里山の自然学校を一回も休まずにくることができてうれしかったです。 次も、(お手伝いとして)里山の自然学校に参加したいです。 SI 里山の自然学校で身近にあって名前を知らない植物が知れてよかったです。 他にも外来しゅやざいらいしゅなどを知れてよかったです。 里山の自然学校に通い始めてから、植物の名前や鳥の名前を覚えられて友達にクイズを出せるようになったし、学校でみんな虫がさわれないなか、男の子達と虫をにがしたりできるようになってよかった。 里山の自然学校で一番楽しかったのが、いねかりが楽しかったです。 なぜかというと、カマを持ったのがはじめてだったし、意外とスムーズにかれたし、いっぱいかれたからです。 二番目に楽しかったのが、ホタルの観察です。 ホタルの観察では、去年ホタルが見れなくて、ホタルを見れたからです。 その次の回の夜の昆虫観察も楽しかったです。セミの羽化が見れたから楽しかったです。 その他に楽しかったのは、お昼ごはんの後におにごっこをしたのと、と中、岩田先生の植物の説明がスゴかった。 でも、里山の自然学校の第一回目がちゅうしされたのがショックだった。 来年度もやりたいから、その時に第一回目の「春の里山」をやりたい。 その他にも、できなかったものをやりたい。 |