里山の自然学校2021
第08回《稲刈り》
【2021/9/26 更新】
日時 2021年 9月 26日(日) 10:00〜15:00 曇 場所 生田緑地 市民活動室、上の田圃、下の田圃 参加者 18 名 (里山3年)佐藤天音、軸丸朝咲、原田天雅 (里山2年)佐藤弥里、房安弘太郎、玉木遥、池上豪一郎 (里山1年)森弥太郎、青木いろは、柴田一花、 畠山泰知、村尾春樹、久保田あかり、柴田綾乃、 須貝愛桜、舟越 葵、宮本琴羽、吉田絃 卒業生サポーター 3名 小野寺花柑、畠山夏昊、工藤思由 水田ビオトープ班応援 7名 東 陽一、伊澤高行、岩渕裕輝、北川英樹 鈴木潤三、政野祐一、田村成美 講師・事務局 岩田臣生 合計 29 名 生田緑地の谷戸の田圃に、5/30(日)、皆で植えた稲を刈る日が来ました。 さて、生きもののための田圃の稲刈りは、どうだったでしょうか。 水田ビオトープ班の応援が 7名ありましたから、力仕事は問題ありませんでした。 卒業生サポーターの女の子 2名が、小さい子どもたちに目を配ってくれました。 田圃の周囲は、ツリフネソウやミゾソバの花盛りでした。 でっぷりと太ったイナゴは畦畔のジュズダマの陰から、オニヤンマは上空から、稲刈りを見ていました。 稲刈りは、子どもたち全員が、ノコギリ鎌を持って、田植えの時と同じ泥田に入って、刈りました。 水田ビオトープ班の応援部隊の 5名は、前半は、子どもたちが刈ったイネを木道まで運んでいました。 しかし、イネを束ねる作業が追いつけなくて、木道の上に、刈ったイネが、そのまま積まれて、山になってきました。 そこで、応援部隊全員で束ねる作業を行うことにしました。 稲束をつくったことのない人には束ね方を教えなくてはなりません。 木道の上は、大混雑となりました。 子どもたちは、自主的に?、刈る役、運ぶ役に分かれて、手際よく、稲刈りを進めてくれました。 上の田圃の上の段は、里山 2〜3年生 6 名で刈りました。 上の田圃の下の段は、里山 1年生全員と 2年生 1名の 12 名で刈りました。 この 2年生の刈り方は素晴らしく、他の子の 10倍ぐらいのスピードで刈っていました。 曇空ながら、田圃の上空には、オニヤンマ、シオカラトンボなどが飛んでいました。 子どもたちが刈っていたイネには、クロコノマチョウの蛹がついていたそうです。 イナゴは、飽食の日々を送っていたのか、大きく太っていました。 上の田圃の稲刈りを終えてから、2チームに分かれて、1チームは下の田圃の稲刈りを始めました。 下の田圃は、引き込んでいた水を止めて、排水堰の土嚢を 2枚外して、手網をセットしてから、少し待って、刈り始めました。 田圃活動が一番好きだという里山 3年生がリーダーになって、子どもたちだけで、稲刈りが進みました。 昔の伝承遊びの様な雰囲気で、昔の子どもたちを見ているような感じがしました。 下の田圃の稲刈りに参加しなかったチームの子は、稲束をオダ場まで運ぶ活動をしました。 オダの長さは十分でした。 稲刈りを終えたので、お弁当にしました。 毎回の集合写真は、全員で撮るものなのに、水田ビオトープ班の3人が帰るのを見送ってしまいました。 うっかりミスで、応援の3人がいない集合写真になってしまいました。 事務局の失敗です。ごめんなさい。 稲を束ねる活動を、大人7人が行ったことで、お昼前に、稲刈りの作業を終えることができました。 そこで、たっぷりと1時間、田圃で遊んでもらいました。 勿論、できれば、アメリカザリガニの駆除をしてほしいと頼みました。 オダに干したイネの雨避けは長さが足りませんでしたが、雨が降る前にやれることなので、里山の自然学校としては、これで充分です。 今回は、事務局が一人だけで、どうなるかと心配していましたが、無事に稲刈りを終えることができました。 水田ビオトープ班の"おじさん"が 7名も参加してくれたお蔭だと思います。 子どもたちは、思いっきり楽しめたことと思います。 感謝しかありません。 |