令和6年度第8回 里山の自然学校(稲刈り)
【2024/9/29 更新】

日時 2024年9月29日(日) 10:00 集合、15:00 解散
場所 生田緑地 谷戸の田圃
第20期生(9名)杉山智基、関山敢太、富岡橙生、西村悠豊、福井宙、増田健、山崎晃汰、峰和菜子、横山芽立
卒業生サポーター(2名)佐藤功一(高校)、安達湊都(中学)
水田ビオトープ班応援(4名)東 陽一、北川英樹、佐藤優子、鈴木潤三
里山の自然学校講師(2名)伊澤高行、廣瀬朗子
事務局(1名) 岩田臣生
参加者合計 (18名)

この日は、里山の自然学校としては、20回目の稲刈りです。
卒業生サポーター2名と水田ビオトープ班のサポーター4名の応援を得て、開催しました。

集合 10:00 市民活動室
室内で、稲の刈り方、特に、刈る時の稲の持ち方についての注意を行いました。
また、谷戸にはトイレがありませんので、トイレを済ませてから、谷戸に降りました。


稲刈りに必要な物は、倉庫から出して、サポーターの皆さんが、田圃まで運んでくれました。
(稲刈りに用意した装備)
 鋸鎌( 9ケ)、イネワラ適量、オダに干した稲の雨避け用ブルーシート、活動中の荷物置き用シート
 足洗用バケツ、手網、スズランテープ

上の田圃に着いてから、鋸鎌を配りました。

鋸鎌を持って、上の田圃の下の段に入りました。
排水堰の土嚢を外して、水を落としました。

木道側から、先ず一株、刈りました。
一株刈れれば、後は同じです。
刈ったイネは、卒業生サポーターが集めて、木道上の稲束つくりチームに渡しました。
しかし、泥田を歩くのは、慣れていないと容易ではありません。
長靴を泥に奪われて、仕方なく裸足になったサポーターも現れました。
















木道上の稲束づくりは、例年だと、稲刈りの速度に対応できずに、木道上に刈られたイネが山のように積まれているのですが、今年は、次々に処理されていました。

田植えの回を休んでいた子にとっては、初めての泥田でしたので、田圃の中を歩くだけでも、恐いことだったようです。

卒業生でも、中学生、高校生になると、すっかり大人になっていて、大活躍してくれました。















稲刈りをしている周囲の溝には、アメリカザリガニが出て来ていました。

水面には、オオアメンボがいました。

コナギが開花していました。

クロコノマチョウがイネの茎に止まっていました。


上の段の稲刈りも始めました。









田圃には、マユタテアカネが来ていました。

周辺のツリフネソウには、ホウジャクの仲間が多数、吸蜜に訪れていました。


木道上でつくった稲束をオダにかける活動も始めました。






応援サポーターの皆さんは、昼には帰られますので、その前に、記念の集合写真を全員で撮りました。


 13:05 気温 19.5℃、湿度 83.2%、暑さ指数 WBGT 18.1℃(危険なし)



昼食後は、アメリカザリガニ駆除を行いました。



















アメリカザリガニ駆除は終わる様子がありませんでしたが、15:00 市民活動室で解散しなければなりません。
空模様も、怪しくなってきましたので、市民活動室に戻りました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation