田植え
日時 2004年5月27日(木) 10:00〜15:00 晴
場所 生田緑地 下の田圃
参加者
横山
川崎市青少年科学館 亀岡、菊池、成川
北部公園事務所 江原、長澤、船津、渡辺、斉藤
昆虫班 佐野、野澤、山本
植物班 吉田多美枝、藤間煕子
水田ビオトープ班 岩田臣生、岩田芳美、佐伯久美、中臣謙太郎
田圃に着いて上からの水を止めていると、手にヒゲナガハナノミが止まった。
体長は10mm、翅に縦に薄橙色のスジが入っていて、触角がクシヒゲ状である。
ヒゲナガハナノミ 左側が♀、右側が♂である。(同定者:鈴木亙、雛倉正人)
畦には、一昨日と同じ様にルリシジミが遊んでいた。
ツバメが頻りに泥田にやってくる。
シオカラトンボ♂が田圃の上を飛んでいる。
田圃の中には、オタマジャクシ、ホトケドジョウ、コミズムシなどがいる。
3人連れの女性が、隣のクワイ畑を指さして、「あれは何か」、「田植えですか」、「ホタルはいつ頃出てくるのか」などと尋ねてくる。
別の谷戸の様子を見て、戻ってくると、横山さんが畑仕事に出ていたので挨拶すると、「迷惑かも知れないが、今朝、田圃の周囲を草刈りしておいた。」という。綺麗に草刈りしていないと田植えにならないだろうというのだ。腰が痛いという人に草刈りまでさせてしまった。
岩田(芳美)の用事も済んだ様だ。一緒に、木道に腰掛けて、昼食をとった。水もだいぶ引いた。
田植えをすると連絡したので、「雑木林を育てる会」の青木さんが来てくれた。
「植生管理協議会会長」の中島さんも来てくれたが、会議があるということで、挨拶だけで直ぐに帰られた。
13:00〜14:30 田植
青少年科学館からは、菊池さん、亀岡さんだけだと思ったら、成川さんまで来てくれた。館長からと、純米吟醸酒を下げている。
植物班の吉田さんも来てくれた。
横山さんも来て、垣根越しに指導してくれることになった。
調査団昆虫班蛾グループの佐野さん、野澤さん、蝶の山本さん、植物班の藤間さんも来てくれた。
北部公園事務所からは、江原さん、長澤さん、船津さん、渡辺さん、斉藤さんの5人が来てくれた。
今日の水田ビオトープ班は、中臣さん、岩田(臣生、芳美)、佐伯さんの4人である。
何と18人が、ホタルの里の田圃に集まった。青少年科学館の梅原館長からの純米吟醸酒をたっぷりと(?)田圃に捧げて、残りを分けて、皆で乾杯した。
田植えは、江原さんと長澤さんが目印の糸を持ち、佐伯さん、亀岡さん、私、菊池さんが並んで植えて行くことにしたが、菊池さんは田圃に足を入れた途端に長靴では無理と諦めた。菊池さんの代わりに、中臣さんが裸足になって入った。私以外は皆、裸足である。
中程を過ぎたところで、私は長靴の上まで沈みそうになり、サッサと裸足になった長澤さんに交代してもらった。糸を張るのは渡辺さんが交代した。
田植えは45分で終了してしまった。木道から見ると、見事にうねって(?)並んでいる。木道に腰掛けていた皆さんは、ただ眺めていただけの様である。
取水口を開けて、再び、田圃に水を入れた。無事に育ってくれればよいが。
田植えが終って、お茶会が始まる。
横山さんが、奥さんのつくった饅頭と筍、牛蒡の煮しめを差し入れしてくれた。青少年科学館と北部公園事務所の皆さんからもお茶を戴き、田植えができたことを祝ってくれた。
どうやら一つのハードルを越えた様だ。個人的には、一つの責任を果たしたという感じがしている。
※写真は、左から、船津さん、佐伯さん、亀岡さん、長澤さん、中臣さん、渡辺さんである。左端の糸持ちは、ずーっと江原さんだとばかり思い込んでいましたが、交代していたのですね。
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