日時 2008/3/18(火) 10:00〜12:00 晴
場所 生田緑地 参加者 鈴木修司(北部公園事務所)、山口泰民(同)、岩田臣生 保全活動の基本はその地域にある種を絶やさないこと、そのために、場合によっては積極的に棲息環境をつくることも必要と考えて、 現在はいないと判断される場所に棲息環境を復元する活動を始めることにしました。 取り返しのつく範囲ということで、狭い範囲ではありますが、湿地環境をつくる活動を行ないました。 3m程のアズマネザサを刈り取り、水溜まりとなる穴を掘ろうとすると、錆びた空き缶やかけたガラスビンなどが出てきました。 掘った土で土嚢をつくり、排水溝に数ヶ所、堰をつくりました。こんなことは、北部公園事務所の理解と協力があって初めてできることです。 それどころか、その場で話し合いながら、一緒になって作業をしてくれて、楽しい活動となりました。 水量が極めて少ないので、少し時間をおいて様子をみることにします。 作業終了後、生田緑地の水辺の様子を見て回りました。15日には相当数のアズマヒキガエルが集まっていましたが、今日は中央地区全域の水辺を歩いても、4頭しか見つけられませんでした。 でも、その代わりに、ロープ状の卵塊が多数残されていました。 |
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