日時 2008/5/10(土) 10:00〜12:00 雨、気温14〜16℃ 場所 生田緑地 参加者 岩田臣生、岩田芳美、小泉恵佑、雛倉正人 谷戸の生物調査の2回目も雨になりました。谷戸へ降りる途中の林縁にオカタツナミソウが咲いていました。 ●ヨシ原の池(谷戸の一番下に掘った池)のイヌタヌキモは元気に成長していました。カゴの中には多数のミズムシがいました。 池の周囲のヨシに、ヒゲナガハナノミ、タケカレハ、ゴミムシの仲間などがいました。アメリカザリガニ(2cm)が6匹もいました。 水温16.5℃、地表15.0℃、地中15.5℃ ●下の田圃 田圃の中には、シュレーゲルアオガエルの成体1、オタマジャクシ数10、カワニナ、マメゲンゴロウなどがいました。 水温15.0℃、地表14.0℃、地中17.0℃ ●上の田圃下の池 5月4日に畦が壊されて、水が田圃下の池にいかなくなっているのを岩田芳美が見つけました。 道具を持っていなかったので、素手である程度塞いだと聞きました。 5月8日に見た時は、池の水は一番深い所に僅かに残しているのみでした。イヌタヌキモは泥だらけでした。 そこで、沢から池までの流れをチェックし、水漏れを補修し、時間をおいて水が溜まることを確認して帰りました。 雨のおかげで、10日は多過ぎるぐらいの水が流れていました。 イヌタヌキモとカゴは泥を洗い落しました。 アズマヒキガエルのオタマジャクシは減ったものの、手足が生えて、間もなく上陸の気配が感じられます。 水面にヤスマツアメンボ、水辺にゴミムシの仲間がいました。 それ以外の生物は見当たりません。 水温17.0℃、地表15.0℃、地中16.5℃ ●湿地 湿地の池の辺にクロセンブリ?がいました。後で写真を見たら、脚が白い個体でした。 水域を遡行しながら水中を見ていくと、ホトケドジョウの稚魚がいます。 アメリカザリガニ(大)もいました。いくつか穴も見られますので、10頭ぐらいはいそうです。 周辺にはヒメウラナミジャノメが1頭見られただけでした。 水温16.0℃
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