生田緑地の谷戸の保全活動

田圃の草取り、施肥
日時 2008/7/29(火) 10:00〜12:40 晴
場所 生田緑地の谷戸の田圃
参加者 城本法子、岩田臣生

田圃の中に出てくる雑草は、今年はコナギ、アゼナなどが優勢で、イボクサ、センダングサなどが混ざっています。 余りに元気がいいので、これらの雑草をザッと取ることにしました。
また、畦の草も刈ることにしました。このまま放置しておくと、ミゾソバが田圃の中に広がってしまいそうです。 アメリカザリガニが水音を立てて、逃げ回ります。
田圃の上では、オオシオカラトンボ♂、シオカラトンボ♂、ショウジョウトンボが縄張り争いをしています。 時折、オニヤンマが、その群を割いて飛んでいきます。
蝶は、ナガサキアゲハ、アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、ナミアゲハ、ダイミョウセセリ、キマダラセセリ、ウラギンシジミ、 ムラサキシジミなどが見られました。
この1週間ほど、オオモンベッコウバチの活発な活動が見られます。イオウイロハシリグモを持って木道上を走り抜ける姿は、一瞬何だろうと思わせられます。 一つの生物として見てしまうと、奇妙な形で、奇妙な動きをしているからです。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation