生田緑地の谷戸の自然保全活動
ヨシ原の池の管理

日時 2009/4/29(水) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地ヨシ原
参加者 毛部川弘行、下口達夫、水上 健、岩田臣生


ハンノキ林上の池のアメリカザリガニ・トラップには6〜8cm大のアメリカザリガニが2匹入っていました。
ヨシ原は2007年1月に、隣接地に住んでいた人から苦情があり、ヨシやクズを刈り払った所で、それからヨシ刈りをするようになりました。
昨年は小さな池を掘って、どんな生き物が来るかを調べてみましたが、アメリカザリガニによって、トンボのヤゴも、カエルのオタマジャクシも皆食べられてしまい、試験的に置いたイヌタヌキモも食べられてなくなりました。
今年は池を大きくして、アメリカザリガニ・トラップを仕掛けています。
4月も下旬になって、池の中にヨシが生えてきたので、これらを取って、少し深くすることが今日の主な目的です。
置いておいたアメリカザリガニ・トラップには4〜8cm大のアメリカザリガニが7匹入っていました。
手網で調べたところでは、他にはミズムシぐらいしか見られませんでした。 作業中にシュレーゲルアオガエルの卵を見つけました。
作業はウエイダーを着けて行いました。



ヨシを掘り取る作業を終えてから、防鳥ネットを張り、金銀の防鳥テープを張りました。

そこまで終えたところで、木道のデッキで、お茶にしました。

帰りに上の田圃下の池の様子も見ました。水漏れがあって満水になりません。でも、どこから漏れているのかよく分かりません。

先週からヒメシモフリコメツキが見られるようになりました。

ミヤマシラスゲの雄小穂も花粉を飛ばし始めたようです。

ハルジオンにアオスジアゲハ、キチョウなどが吸蜜に来ていた。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation