希少植物の保護、苗畑のチェックと谷戸の生物観察
日時 2009/6/25(木) 10:00〜12:30 場所 生田緑地 参加 岩田臣生、岩田芳美 谷戸の湿地の再生活動は5年目になりますが、当初復活を目論んだ植物は復活したものの、 時間の経過とともに他の強い植物が繁茂しだして圧倒されています。 放置すると再び消えてしまいそうです。そこで、少し手を貸すことにしました。 日が当たるように覆い被さっていた植物を刈ってあげることです。 久し振りに谷戸の生物観察を楽しみながら、田圃の状態、苗畑の様子も観察しました。 全国植樹祭のために、苗畑の全ての苗を供出してしまいましたが、萌芽更新地等の雑木林づくりのための苗木づくりを急ぎたいと思います。 苗畑には、幸いなことに、苗木移植後にも相当数の苗が発芽していました。大事に育てれば使えそうです。 オオミゾソバなどの葉の上にはイオウイロハシリグモやヒメギスがいました。 イナゴの幼虫かと思いましたが、フキバッタ♀終齢幼虫(茅ヶ崎の岸さん)だそうです。 この時期、コバネイナゴ、ハネナガイナゴはまだ数oの若齢幼虫だそうです。なかなか難しいです。 ミズキの葉の裏にはエサキモンキツノカメムシが子どもたちを守っていました。 コガネムシの仲間もいました。 シオカラトンボ♂が木道の上に休んでいました。 まだ、オタマジャクシがいます。シュレーゲルアオガエルの産卵は長期にわたって行われていたようです。 苗畑の周りのドクダミの葉にトウキョウヒメハンミョウがいました。 湿地の草むらでトンボが羽化していました。オオシオカラトンボ♀のようです。 ベニシジミがヒメジョオンの花に来ていました。 |