生田緑地の自然保全活動

モニタリングサイト1000里地調査(哺乳類調査)
日時 2009/7/11(土) 09:00〜12:00
場所 生田緑地
参加 岩田臣生(09:00〜10:00)、岩田芳美(10:00〜12:00)、佐藤利奈

7月期のカメラを新たな場所に設置しました。


水辺調査
モニタリングサイト1000里地調査(水環境調査)と生物調査

日時 2009/7/11(土) 10:00〜14:30
場所 生田緑地
参加 岩田臣生、岩田芳美(12:00〜14:30)、神山歩未、佐藤利奈(12:00〜13:00)、下口達夫(10:00〜13:50)

7月の生田緑地の谷戸の水辺調査を行いました。 参加者が少ないので、生物調査は手網で数回掬うだけの調査としました。

K.ヨシ原の池
10:30〜
アメリカザリガニ 2cm×35、6〜8cm×8、コミズムシ 1、シュレーゲルアオガエル幼生 多数、クロスジギンヤンマ幼虫 5
オオシオカラトンボ♂ 1

B.中央水路末端部
11:05〜
水温20℃、透視度37cm、PH 7.2、流量計測不能

A.下の田圃
11:20〜
水温19℃、透視度28cm、PH 6.5、流量 14.3?/min
ホトケドジョウ 1〜3cm×19、マメゲンゴロウ 1、カワニナ 1、クロセンブリ幼虫 1、アメリカザリガニ 5cm×1
ショウジョウトンボ 2、オオシオカラトンボ♂ 1、シオカラトンボ♂ 2
ヒメギス 多数、ニイニイゼミ

木道わきのミゾソバの葉にカメムシ類の幼虫が集まっていました。
9日後の20日にも、この何分の1かが、この辺に集まっていて、成虫からヒメジュウジナガカメムシだろうと分かりました。


何とも判断できないトンボがいました。 シオカラトンボとオオシオカラトンボの特徴、しかも♂と♀の両方の特徴がみられます。 オオシオカラトンボ♂の未熟個体です。


また、ウワミズザクラの枝に集団をつくっている触覚の長い生物を発見しました。 後日の調べで、チャタテムシの仲間のクロミャクチャタテだろうということが分かりました。



J.上の田圃下の池
12:20〜
気温30.5℃、水温27℃、透視度 45cm、PH 7.2
シュレーゲルアオガエル幼生 30、ガガンボ類幼虫 1、アメリカザリガニ 1〜3cm×16、5cm×2
上空にオニヤンマ 6

I.上の田圃
気温30.5℃、水温28℃
ホトケドジョウ、シュレーゲルアオガエル幼生、ミズムシ、シオカラトンボ幼虫 2、ハイイロゲンゴロウ 2、アメリカザリガニ 1〜2cm×27、3〜4cm×5、6cm×2

H.上の田圃への導水路
12:40〜
気温23℃、水温18.5℃、透視度50cm、流量 7.5?/分、PH 7.2
カワニナ 4、サワガニ 1


G.湿地
13:05〜13:50
気温23.5℃、水温20℃、透視度65cm
ミズムシ 3、ホトケドジョウ 38、シュレーゲルアオガエル 2、同幼生 17、カワニナ 9、アメンボ類 数匹、サワガニ、クロセンブリ幼虫 2
アメリカザリガニ 1〜2cm×45、3〜4cm×6、5〜7cm×3
シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、クロコノマチョウ、カマキリ 3 アメンボ類 数匹、サワガニ、クロセンブリ幼虫 2

C.ハンノキ林上の池
14:00〜14:30
気温27℃、水温20℃、透視度 41cm、PH 6.6
ヌカエビ 35、ホトケドジョウ 10、アメリカザリガニ 2〜3cm×4、4〜5cm×10、6〜7cm×4、モツゴ 3、メダカ 1、ヤスマツアメンボ、ヒメアメンボ
シオカラトンボ、オオシオカラトンボ

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation