生田緑地の自然保全活動

草刈り
日時 2009/10/27(火) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地
参加 城本法子、岩田芳美、岩田臣生

ツリフネソウの花の季節が終わったので、田圃周辺の草刈りを始めました。 草刈りといっても鎌を振るうとツリフネソウは種子を弾き飛ばします。 イノコズチも、ミズヒキも、コブナグサも、アオミズも、殆どの草は既に種子をつけていますので、除草という意味は持ちません。
しかし、ヤマグワやアズマネザサは毎年刈り取っておかないと直ぐに大きくなってしまいます。
園路周りを見苦しくない景観にするという程度の意味でしょうか。
この日は、梅畑〜田圃の草刈りを行いました。 ヤマグワが多数伸びており、鋸、剪定鋏、鎌を使い分けながら2時間程の作業を行いました。 気温が20℃を超えると作業をするには暑くて、汗ばんできます。
また、アメリカザリガニは田圃で55匹、ハンノキ林上の池で7匹採集しました。


ゲンノショウコがだいぶ増えました。外来種のアメリカフウロではありません。
ゲンノショウコ
アズマネザサに絡みついていたジイソブを見つけました。 既に花は終わっていましたが、ガクだけでも存在感があります。
花の終わったジイソブ
田圃の周辺にも、ハンノキ林上のアズマネザサにも、オオアオイトトンボがいました。
オオアオイトトンボ
アズマネザサにアミガサハゴロモがいました。 命を終えようとしているのか、動こうとしません。
アミガサハゴロモ
帰り道の階段の上にヌルデミミフシがいくつも落ちていました。 見上げるとヌルデの木がありました。 落ちていたヌルデミミフシには孔が開いており、ヌルデシロアブラムシは既に抜け出しているようです。
ヌルデミミフシ

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation