生田緑地の自然保全活動

アオキ伐採と笹刈り
日時 2010/1/11(月) 12:00〜15:30 曇
場所 生田緑地
参加 岩田臣生

野鳥の森の水流の渇水期対策の工事が今月から始まるということで、水流の最上端、ポンプアップした水を放流する場所のササなどを刈り取っておくことにしました。
現地に入ってみると、アオキが多数繁茂していて、アズマネザサは大きいものの、疎らに生えている状態だと分かりました。 伐採したアオキは地面から離しておかないと再生してしまいます。園路側にアズマネザサでカントリーヘッジをつくり、その積まれたアズマネザサの上に伐採したアオキを積みました。
アオキやアズマネザサを取り除いていくと大きな岩がいくつも置いてあることが分かりました。
野鳥の森の整備をした時に設置したもののようです。キチジョウソウも、その時に植えられたものかも知れません。
ここに流れ込む流れは、今は滴り落ちる程度の量に過ぎませんが、当初は、野鳥が水浴びをしたり、水を飲んだりすることをイメージして整備されていたのかも知れません。 溜まった土砂を少し攪乱することも必要かも知れません。
この日の作業を終えた段階で、写真のような状態になりました。 休憩していると、ルリビタキ♀が飛んできて、暫く、藪から出たり入ったり、水辺の辺りで遊んでいました。

次の写真が作業開始時の様子です。

次の写真は作業後の様子です。
開けたところにルリビタキ♀が飛んできて、暫く、藪に入ったり、出たりして遊んでいました。

園路からの景観です。


祝日とはいえ、冷え込んで寒い冬の日です。 しかも、駐車場によって中央地区の中でも隔離されたような環境になっているので 来園者は少ないと思って来たのですが、意外に多いことが分かりました。 車で来園して犬の散歩をする人、特別な事情から人に会わずに散歩をしたい人、 双眼鏡を持ってゆっくり自然観察をして歩きたいという人など、 駐車場を起点とした利用が多いことを知りました。


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