特定の生物の保護のための水辺管理
日時 2010/1/25(月) 10:00〜12:00 晴
場所 生田緑地の水辺
参加 城本法子、岩田芳美、岩田臣生
特定の生物の生息環境を保全する活動をしました。
今回は、野鳥観察舎前に広がるスゲ類の生育地に侵出していたアズマネザサ、アオキ、ヤツデ、シュロなどを取り除いて、生育条件を改善する活動をしました。
次の写真が活動前の状態です。
次の写真は活動後の状態です。園路際のアオキ、ヤツデなどは残しました。
2008年3月に北部公園事務所(鈴木、山口)と一緒に活動した場所の手入れとチェックも行いました。
2年近く経ちましたがスゲ類は増えていませんでした。それどころか、アズマネザサの勢いの方が強くて、スゲ類は消えかけているようにさえ思えます。
この活動は、対象の生物は生息していないと思われる隣接地に湿地をつくり、スゲ類を繁茂させようというものでしたが、湧水の滲み出しの制御ができていませんでした。
この日は、この滲み出しに少しだけ手を入れ、アオキ、ヤツデなどを伐除し、スゲ類が生育できる環境を広げる活動を試みました。
次回は、この結果を見ることと、棲息していた場所のスゲ類からアズマネザサに変わってしまった所について、アズマネザサやアオキなどの刈り取りを進めようと思います。
ルリビタキが、疎らになったアズマネザサの中を移動してきて、直ぐ側までやってきました。
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