生田緑地の自然保全活動

菖蒲池南側斜面のアオキの芽かき、科学館裏谷戸右岸崖面のササ刈りなど
日時 2010/2/15(月)10:00〜11:30 曇後雨
場所 生田緑地
参加 城本法子、岩田芳美、岩田臣生

菖蒲池南側斜面については2008年11月30日の市民部会で、一面に広がっていたアオキ林の伐採を行いました。 それから1年2ヶ月が経過しましたので、切り株からの萌芽の芽かき、種子から発芽して育ったアオキの抜き取り作業を行いました。 斜面下半分ほどの作業を済ませたところで雨が降ってきたため、活動を終了しました。
次の写真は活動開始時の斜面の状態です。
 種子から育ったものは左のような大きさのものでした。

科学館裏谷戸右岸崖面のササ刈りなど
青少年科学館裏谷戸の右岸地区のアズマネザサが崖面を覆ってしまっているところについて、アズマネザサ刈りを行いました。
飯室泥岩層の表面にたまった土にはアズマネザサではなく、スゲ類が繁茂している状態にしたいと考えています。
次は崖面に向かって左端の部分の作業前(上)と作業後(下)です。

次は、そのやや右側のササが生えていた部分の作業前(左)と作業後(右)です。

次は、同じ辺りを右側から見たところです。

ササ刈りした面積は、それほど広くはありませんが、崖面を分断していた部分のネザサが無くなったことで、崖面が広くなったように感じます。
雨が降り出したために活動を止めましたが、崖面の上側のアズマネザサやアオキをもう少し刈った方がよさそうです。 また、この崖に面した園路を無くすことができたら、スゲ類の繁茂する湿地にすることができると思うのですが、トキホコリは環境の変化を嫌いそうです。


   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation