湿地再生地のヨシ刈り、上の段の田起こし
日時 2010/4/10(土)10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地
上の田圃の田起こしを行うことにしました。
ヨシ刈りは普通は秋の終わり頃に行われると思いますが、ここでは昨年から春に行っています。
冬の間刈らずにおくのは、小さな野鳥が隠れ場所として使っているらしいと思われたこと、ヨシの根元で越冬する生物もいること
などが理由で、春になって新しい芽が出てくる前に刈り取ることにしたのです。
このためかどうかは分かりませんが、この冬はオオタカが狩場として使う機会が多かったようで、狩りをしている場に遭遇したり、狩った後の痕跡らしい羽の塊を見つける機会も多くなっていました。
湿地再生地に入るところでヒメジョウカイに会いました。
作業をしているところにツマキチョウがやってきて目の前に止まりました。
なかなか止まっているところを観ることができないチョウです。
湿地のヨシの茂みの中にはヤマグワも沢山伸びていました。
これらを全て刈り取って、水域に蔓延っていたチゴザサなどの根を取って、水面を開放しました。
これから夏にかけて様々な生き物がやって来ると思います。
特定非営利活動法人かわさき自然調査団 Kawasaki Organization for Nature Research and Conservatio
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