特定非営利活動法人かわさき自然調査団水田ビオトープ班による生田緑地の生物多様性保全活動
生田緑地中央地区北側稲目谷戸の水辺保全
日時 2016/12/12(月) 10:00〜13:00 晴 場所 生田緑地 竹林下の水流、上の田圃、田圃下の草地 参加者 岩田臣生、岩田芳美、田村成美 竹林下の水流 専修大学下の通称「竹林下の水流」は、途中 10mほど、水が消えていました。 水流畔3ヶ所から水が漏れ出していたので、これは土砂を盛って止めましたが、全域に土砂が溜まっていたので、水溜まりづくりを行い、小さな流れをつくりました。 カラタチバナが赤い実をつけていました。 上の田圃 上の田圃に移動しました。 導水路の水が止まっていましたので、まず、補修しました。 それから、背負ってきた藁屑(わらくず)一籠を田圃に入れました。 田圃には、今朝、薄氷が張ったようで、痕跡が残っていました。 上の田圃下の草地のカナムグラ刈り この時期になると、殆どの草本は枯れていますが、カナムグラは実をいっぱいつけています。 カナムグラに覆われて、オギ、ヨシ、イノコヅチ、スゲ類が枯れて倒れていました。 上の田圃下の湿地づくり かつては、上の田圃下のうち右岸側に近い場所には、ミヤマシラスゲが繁茂する湿地が広がっていて、生田緑地では少ないアソシノブゴケなどが見られました。 そんな湿地を再生したいと考えて、活動を始めました。 右岸側の水流の流量は充分ありましたので、先月29日に、水が少し溢れ出すようにしておきました。 今回は、この流量を調整し、溢れた水が溜まるように、簡単な畦をつくりました。 活動を終えても、田圃は未だ湛水していませんでしたが、水は入るようにしたので、まる一日経てば湛水するでしょう。 活動を終えて、梅畑のテーブルベンチで休憩しましたが、草刈りがされていたのに、ヤマグワが刈られずに残っていました。 気になったので、これは除伐しました。 帰り道、ピクニック広場東のメグスリノキの紅葉が鮮やかでした。 ハンショウズルの実が冠毛を広げていました。 |
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation