生田緑地の生物多様性保全活動

上の田圃の水の点検、アズマヒキガエルのモニタリング

日時 2017/3/30(木) 9:30〜10:00 晴
場所 生田緑地 上の田圃地区
参加者 岩田臣生

この日予定していた活動の前に、3/25(土)に水漏れ補修をした田圃の水が湛水していることを確認しました。
アズマヒキガエルの幼生は、まだ、卵があった場所の水底にジッとして動きませんが、日干しになったのではないと思います。
田圃下の水溜りも湛水し、水が草地に広がっていました。
日向では、テングチョウが数頭、飛んでいました。カナムグラの本葉も出ていました


城山下谷戸生物保護区のアオキ、アズマネザサ除伐

日時 2017/3/30(木) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地 城山下谷戸生物保護区
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

2015/10/29(木)に、アオキ、アズマネザサを除伐した場所には、アオキやアズマネザサは、殆ど、復活していませんでした。
湿地から流れ出した水が、5〜6m程、細い水溜り状に湿った状態をつくっていました。
この辺りのアズマネザサは太いので、除伐も容易ではありませんが、この除伐範囲を広げることは有効だと感じました。
今後は、水溜りをつくることも追加すれば、湿地を広げられる可能性があります。
湿地下流部の、この部分は、先ずは、開けた、土壌動物の豊富な湿地にすることを目指したいと思います。

アズマネザサの繁みに埋もれていたカヤの幼樹を見つけ、そこまで、刈り払いました。
ここでもテングチョウが飛んで、日向に翅を広げていました。
活動中、アオゲラ、ウグイス、コジュケイなどの声と、枡形山から賑やかな人の声が聞こえていました。

アズマネザサの繁みの中に、ミスジマイマイの殻が落ちていました。
何者かに襲われたように、穴が開いていました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation