谷戸の水辺保全
日時 2017/10/12(木) 10:00〜13:00 晴 場所 生田緑地 湿地、上の田圃、下の田圃、ハンノキ林 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美 10月にしては気温が高かったのですが、谷戸の湿地〜下の田圃の水辺を調べて、必要な手入れを行ってから、ハンノキ林に戻って、ハンノキ林西エリアの水辺の保全活動を行うことにしました。 湿地の一段目の水路は、今年何度も手を入れていた場所からの水漏れがあったので、水漏れ穴を塞いでおいて、田圃に移動しました。 上の田圃は導水路の途中に水漏れがあって水が流れていませんでしたので、これを補修しました。 上の田圃の下の段の水位が下がっていましたが、今回はよしとしました。 水中にアメリカザリガニの姿がありました。 下の田圃の周囲のミゾソバ、オオミゾソバは花盛りでした。 排水堰の土嚢の下から水が抜けていたので、これに手を入れました。 これで少し水位が上がるでしょう。 そこまで済ませてからハンノキ林に戻りました。 ハンノキ林西側の池からの流れの泥上げを行いました。 流量が少ないので、水溜まりの連なりを確認しながらというわけにはいきませんでした。 木道脇にあったシラカシの大木を伐採したことで、この辺りは明るくなり、ミヤマシラスゲの群落が元気になっていました。 ここから池まで、泥上げを行いました。 池には中洲ができていて、堰付近に大きな穴が開いていました。 そこで、まず、この穴を塞ぎ、湛水できるようにしてから、池の掻い掘りを行いました。 中洲状に干上がった場所には、カワニナが多数見られましたので、これらは水が溜まりつつある場所に移動させておいて、泥を掻い掘りしました。 池の中には、カワニナの外、ヤマサナエやオニヤンマのヤゴ、ホトケドジョウなどもいました。 |
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Kawasaki Organization for nature Research and Conservation