ハンノキ林上の池の掻い掘り(泥上げ)など
日時 2018/1/11(木) 10:00〜12:30 晴 場所 生田緑地 ハンノキ林地区(A07-01, 10) 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美 生田緑地の谷戸のハンノキ林上の池(南端部の木製デッキの南面の小さな池)は長い間、泥上げをしていませんでした。 昨夏の里山の自然学校「生物調査」(ザリガニ釣り)の時に、丸見えの水底を見てビックリしました。 水深は浅く、ミヤマシラスゲの群落が大きくなって、小さな水溜まりと言った方がよい状態になっていました。 この池では、2011/5/27(金)の生物調査の時に、ヤブヤンマ幼虫を確認しています。 また、初夏の生田緑地観察会では、参加者がヤブヤンマを採集することもありました。 谷戸の奥の木々に囲まれた池は、ヤブヤンマの産卵場所になるようです。 水深 30〜40cm ある状態を保全してあげるべきでしょう。 今回は、スコップで泥を掬い、斜面上に放り投げる方法で泥上げを行いました。 泥はトロトロ状態で、思うように飛んでくれません。 長靴で作業できる深さではないので、ウェイダーを履いての活動となり、気軽には作業できません。 ある程度水面が広がったところで、今回の作業は終えることにしました。 今後は、夏期の状態を調べて、また方法も再検討して、秋以降の活動を考えます。 泥の中から落枝が出てくるのはあることだと思っていましたが、木杭のようなものが数本出てきました。 活動中、上空の梢にはメジロの群れが来ていました。 ミヤマシラスゲの生えている所は陸地化していて、堆積していた土砂の量の多さに驚かされました。 活動を終えて、ハンノキ林上のデッキで休憩しました。
かわさき自然調査団の活動
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