生田緑地の生物多様性保全活動、

倒木処理、ヨシなど草刈り、カナムグラ刈り(水田ビオトープ班)
日時 2018/5/8(火) 10:00〜14:00 曇
場所 生田緑地 下の田圃地区、梅畑
参加者 岩田臣生、岩田芳美

昨夜の雨はよく降ったようで、木製スロープ階段は濡れて滑りやすくなっていました。
萌芽更新地区にはオカタツナミソウが多数、咲いていました。
オカタツナミソウ
川崎市自然環境調査の生田緑地定例鳥類調査を実施していた野鳥班に会いました。

木道の手摺に、ヨツボシホソバ幼虫がいました。毒針毛を持つ危険な毛虫です。
ヨツボシホソバ幼虫

昨年から、下の田圃地区の木道沿いの草地は低茎草地として管理することを試しています。
今年も同じ方針で、伸び出したヨシなどを刈るつもりで下の田圃付近まで来ました。
そして、メダラの大木が倒れていることを知りました。
そこで、草刈りの前に、この倒木を片づけることにしました。
メダラの材は柔らかいので伐ることは容易いのですが、当該樹木全体に、フジ、アケビ、スイカズラなどが絡みついていました。
そして、地上 1m程の所で、直径 15cm程の幹が捩じれるように折れていました。

倒木処理を終えてから、長柄の鎌を使って、ヨシ、ノイバラなどを刈りました。
既に、オオミゾソバが 20cm程に育っていましたが、まだ、多少のダメージは問題無いと思います。
ヤブマオの葉上に、キムジノメイガがいました。
キムジノメイガ
この辺りの 40〜50cmに伸びていたカナムグラも抜き取りました。

また、梅畑広場のカナムグラを抜き取る活動も行いました。
今年も、咲き始めたオヤブジラミに、アカスジカメムシが来ていました。
アカスジカメムシ
帰り道で、アカスジキンカメムシにも出会いました。

アカスジキンカメムシ
また、クヌギカメムシにも出会いました。
クヌギカメムシ
マユミの花が咲いていました。
マユミ

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation