下の田圃の代掻き、1回目の蓄光目印貼り(水田ビオトープ班) 日時 2018/5/15(火) 9:50〜14:00 晴 場所 生田緑地 下の田圃、ピクニック広場東の階段、梅畑広場 参加者 岩田臣生、岩田芳美 岩田臣生 この日は、ホトトギスが鳴いていました。 今年の初鳴きかと思ったら、昨日(5/14)から始まったとの情報がありました。 また、昔はつつじ山から始まっていたのに、今年はつつじ山では鳴いていないとのことでした。 高い樹木の繁みが無くなったためだろうとの意見もありました。 今回は先週の木曜日(5/10)に、雷雨のために中断することになった下の田圃の代掻きを済ませることにしました。 上の田圃は同日(5/10)に 代掻きを行った上の田圃の水が少なくなっていました。 水が排水堰の脇辺りに 2回目の代掻きをしていますが、排水堰の近くから水が流れ出していることが、木道から見ても分かる状態でした。 そこで、これをイネワラと泥で補修しておいてから、下の田圃に向かいました。 下の田圃には、クロスジギンヤンマ、シオカラトンボ♂が飛んでいました。 また、排水堰の土嚢が一部流されていました。 取水口の土嚢を移動して、水を止めておいて、木道側から田圃に入り、代掻きを進めることにしました。 前回は三本爪の備中鍬を使いましたが、ヨシの根茎を切るのに苦労しましたので、今回は平鍬にしました。 田圃の奥に残してあったヨシ群落が田圃内に侵入し、そこにクワイも入っていました。 今回は、ヨシは根茎を切って、畦に並べ、その上に泥上げをします。 (今回は泥上げをする余裕がありませんでしたので、後日、行うことにしました。) 既に展葉しているクワイ、ミゾソバ、その他の草は土の中に鋤き込みながら代掻きを行いました。 長靴では丈が足りずに潜ってしまうため、長靴の上からヤッケズボンを履いて、泥が長靴の中に入らないようにしていますが、 足を一歩移動するのにも、踏み込んだり、引き上げたりという動作を何度も繰り返さなければ足を抜くことができませんので、田圃内での移動は非常に骨が折れます。 更に、太陽光を背中に受けていて、暑く、額の汗が目に入ってきたりして、なかなかハードな活動でした。 田圃の中なら素早い動きはできないと呼んでいるのか、クロアゲハやウラギンシジミが直ぐ傍まで飛んできて吸水していました。 また、隠れていたシュレーゲルアオガエルを掘り出してしまったのか、気が付くと近くに、泥まみれのシュレーゲルアオガエルがいました。 また、孵化が始まっている卵塊を掘り出してしまうこともありました。 何とか代掻きを終えて、畦に上がろうとした時は、足が上がらず、這い上って、取水口から水を入れて、排水堰の土嚢を積んで、水を止めました。 作業中、小さな浅い水溜まりに、シュレーゲルアオガエルの生まれて間もない幼生やホトケドジョウの稚魚を見ていましたので、急いで湛水しなければならないと思っていました。 その後、上の田圃の水が広がっているのを確認しておいてから、暫く木陰で横になって休みました。 少し、熱中症気味になっていたようです。 岩田芳美 谷戸の降り口の階段の蓄光目印貼りを始めましたが山側から落葉混じりの土が入っていたので、山側を抜かして手摺側だけ行いました。。 階段部分を終わらせておいてから、代掻きの様子を見に行きましたが、もう少しで終わるところだったので、梅畑地区のカナムグラ刈りを行いました。 早いもので、既に、引き抜けないカナムグラもありました。 ヤブキリの幼虫が育っていました。
かわさき自然調査団の活動
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