谷戸の水辺保全、カナムグラ刈り(水田ビオトープ班) 日時 2018/7/12(木) 10:00〜12:00 曇 場所 生田緑地 湿地地区、上の田圃地区、下の田圃地区、梅畑地区 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、細川洋子 湿地 2 段目末端部の水漏れ穴周囲をスコップで掘って、水が吸い込まれていた穴を確認し、一応、イネワラと泥で塞いでおいてから、その上に土嚢を置いて補修しました。 近くにあった、もう一つの穴はイネワラと土を詰めて塞ぎました。 ハンノキ林下湿地 1 段目の水漏れ穴は、イネワラとその場の土で塞ぎました。 ヤブの奥にアキノタムラソウが咲いていました。 上の田圃の下の段の水位が下がっていた原因は排水堰周辺の水漏れによるものと判断しました。 冬期湛水では、畦の土が柔らかくなって水漏れを起こし易くなります。 今回は少し離れた所から、比較的乾いた土を持ってきて、それを使って水漏れ穴を塞ぐようにしました。 田圃の上空は、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボなどが縄張りを争って飛んでいましたが、時折、交尾できた個体が繁殖行動を行っていました。 上の田圃下の草地に、ノカンゾウの花が咲きそうになっていましたが、無数のアブラムシ?が集っているようです。 下の田圃は、排水堰の土嚢を一つ交換しました。 梅畑地区のカナムグラ刈りも行いました。 コブナグサは大分成長していました。 梅畑地区の小さな草地には、ニイニイゼミの羽化殻、ナガメ、マメコガネなどが観察でき、少し大きくなったコブナグサの中を縫うようにヒメウラナミジャノメが飛んでいました。 この日も、様々な植物の茎に白い綿毛のようなものがついていましたが、これはアオバハゴロモ幼虫?だと思います。
かわさき自然調査団の活動
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