生田緑地の生物多様性保全

モニ1000定点カメラ回収、上の田圃の保全など
日時 2018/11/1(木) 9:30〜12:00 晴
場所 生田緑地 定点O、S、F4、上の田圃地区 B06
参加者 岩田臣生

11月になりましたので定点カメラの回収を行いました。
定点 S の辺りの斜面にはクロコノマチョウが見られました。
その後、谷戸の水辺保全の続きとして上の田圃を見に行きました。
田圃への導水路の流れは少量で、田圃は上の段も下の段も水が殆ど消えていました。
水が無いためトンボも見当たりません。
そこで、導水路の少し上から田圃までの水路の泥上げを行い、田圃の中まで水を導いておいて、 上の段の排水堰を補修し、堰下に溜まった泥を上げ、下の段の排水堰付近の水漏れ穴を塞いで湛水できるように補修しました。
ただ、水の流量は極めて少ないので、なかなか田圃の水は広がる様子をみせてくれません。
もう元気のないマユタテアカネのメスが木道の手摺で秋の陽光を浴びていました。
アカタテハが飛んで来て、あちこちで止まろうとしていましたが結局、止まらずに飛び去りました。
柿の木の樹冠の上を小さな薄茶のチョウが飛んでいました。

水の干上がった田圃にハリガネムシがいました。

大きなジョロウグモ(メス)がいました。どの巣も乱れて絡み合い、整然としていません。

キアシナガバチも茶褐色になっていました。


フデリンドウ保護
日時 2018/11/1(木) 10:00〜12:00 晴
場所 生田緑地 芝生広場地区
参加者 岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、細川洋子

フデリンドウの保護は毎年の秋の恒例の活動になっています。
まず、台風 24 号で倒れ、フデリンドウの上を覆っていた木の始末をしました。
フデリンドウの芽は 1 cm程に伸びて、広がっていました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation