生田緑地の生物多様性保全

萌芽更新地区のアズマネザサ刈り
日時 2019/1/31(木) 10:00〜12:30 曇
場所 生田緑地 萌芽更新地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

このところ、萌芽更新地区のアズマネザサ刈りが続いていますが、当該地区を萌芽更新地区と呼べる地区にするための活動を始めて 10 年になりますが、 全域のアズマネザサ刈りを集中して行うのは初めてかも知れません。
部分的な植生管理を繰り返してきて、やっと全域(A06-1a, 1b)を扱える状態になったということです。
萌芽更新目的の大径木の伐倒は今冬で終わらせて、春からは、萌芽更新と生物多様性に配慮した植生管理を展開しようと考えての集中的なアズマネザサ刈りです。
道具は桑切鎌です。
アズマネザサは、以前に伐った位置より下で伐ることが大切だと思います。
今朝の宮前区では弱い霧雨が降っていましたが、生田緑地では降った様子が無く、アズマネザサ刈りを行っている地面は乾ききっていました。


今朝の西口トイレにいたフユシャク(オス)は、ウスバフユシャク、クロテンフユシャク、シロフフユエダシャクでした。
冬に活動し、繁殖行動を行う変わった昆虫です。
谷戸に降りる階段の手摺で、いつもは、翅の退化したメスを観察できるのですが、今朝は出会えませんでした。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation