苗木畑を樹林にする活動 日時 2019/3/14(木) 10:00〜13:00 晴 場所 生田緑地 城山下谷戸苗木畑 C03 参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美 城山下谷戸の苗木畑は、2005 年 2 月に、それまであったアパート 3 棟を解体した跡地です。 初めは、里山の自然学校特別回( 2006/5/7 )において苗木畑づくりを行おうとしましたが、 解体ガラが埋められていて、表土は浅く、子どもたちのスコップでは穴を掘ることも、耕すこともできませんでした。 このことを北部公園事務所が気にしてくれて、翌年 3 月に、おし沼峠の道路造成時に確保していた表土を搬入してくれました。 そこで、里山の自然学校特別回( 2007/10/21 )を開催して、コナラ、クヌギのドングリを蒔きました。 そこに芽生えた苗木の殆どは、2009 年 5 月に、市緑政課の要請を受けて、全国植樹祭のために供出しました。 その年の晩秋には、飯室山南地区において皆伐更新の実験を予定することになりましたので、 萌芽更新ができずに、自然発芽も無かった場合に備えて、少し残っていた稚樹は育てておくことにしました。 しかし、皆伐更新地区にはコナラやヤマザクラなどの発芽がありましたので、移植用苗木は必要なくなりました。 稚樹は成長していましたので、移植は諦めて、苗木畑を中心に、コナラ・クヌギ林にしてもいいだろうと考えました。 苗木畑の周囲に移植して、樹林を広げようとも思いましたが、実行できずに、2012 年 10 月の草刈り以降放置してありました。 6 年が経過していましたので、今回、状態確認を主目的にアズマネザサ刈りを行いました。 稚樹は、一番日照条件の良い所では、直径 10 cm程度ありましたが、その他は殆ど細いものばかりでした。 アズマネザサを刈ったことで、成長を始めてくれれば良いのですが、どうでしょうか。 活動中、ウグイスが鳴いてくれていました。 アブラチャンの花が咲いていました。 アズマネザサの茂みが開けた所に、テングチョウが飛んで来て、休んでいました。 伸びすぎたフキノトウが出ていました。 活動を終えて帰る途中の道端に、シュンランの花が咲いていました。 アオイスミレの花も、咲き始めていました。 |
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Kawasaki Organization for nature Research and Conservation