生田緑地の生物多様性保全

湿地、上の田圃の水の管理、セリバヒエンソウ駆除

日時 2019/5/6(月) 9:30〜14:00 曇
場所 生田緑地 湿地地区、上の田圃地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美

5/5(日)に、上の田圃の水が涸れていたので水漏れ穴を補修したものの、湛水するまでには時間がかかるので、水漏れ補修が完了しているか分からないとの連絡メールをもらいました。
5/4(土)の里山倶楽部Aの活動で、セリバヒエンソウの駆除に精を出す必要があることが分かり、また、湿地地区の状態確認を行っていなかったこともあり、5/6(月)も出ようと考えていたところでした。
谷戸に降りると、キビタキの声が降ってきて、川崎にいるとは思えないような心地良さを感じさせてもらいました。
湿地地区から水流への流出口に水が見られなかったので気になっていましたが、域内には特に水漏れは見つかりませんでした。
一応、度々水漏れを起こしている部分を補強しました。
ゴウソが咲き、ツボスミレが咲き誇っていますが、曇って、すっきりしない天気のせいか、昆虫の姿が見られません。



上の田圃は湛水していました。
カルガモのペアは、田圃の中央にいました。



上の田圃下草地の端の方、城山下谷戸に近い所で、セリバヒエンソウ駆除を始めました。
黒いチョウが飛んだと思ったら、クロヒカゲが草むらに隠れていました。



アオジョウカイやヤトセスジジョウカイなどがいました。



城山下谷戸に近い場所には、セリバヒエンソウが優占している所が広がっていました。
この辺は、一度徹底的に駆除しておかないと制御できなくなりそうな状態です。



木道の反対側のセリバヒエンソウ駆除も行いました。


【残念な報告/////////】
帰り道、木道近くのキンランを掘り取ろうとした痕を見つけました。
1 本は 4〜5cm 掘って、根を折ってしまったものが放置してありました。
もう 1 本は、穴を掘りかけて止めていました。
落枝を使って、掘ったようですが、最近、来園者のマナー低下が顕著です。
来園者数を増やすことばかりに注力していないで、マナー向上のための啓発活動にも力を入れなければならないと思います。

   かわさき自然調査団の活動
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