生田緑地の生物多様性保全

上の田圃の代掻き、セリバヒエンソウ駆除

日時 2019/5/9(木) 10:00〜12:00 曇
場所 生田緑地 上の田圃地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

この日は、谷戸の降り口周辺で、スイセンハナアブや、ヒメヤママユ幼虫に出会いました。

ピクニック広場の花の終わったクサイチゴには、シマサシガメと思われる幼虫が数匹群れていました。


この日は、上の田圃の代掻きを行いました。
上の田圃の下の段は、2006 年につくった田圃で、まだ田圃の土になっていませんので、硬く締まった土を掘り起こす作業です。
羽化に失敗したのか、小ぶりのヤマサナエが田圃の中にいました。
畦の上に移しましたが、翅を震わせるだけで、飛べないようでした。



上の田圃の上の段の土は、トロトロの田圃の土になっていますので、表面に残っている落葉等を土の中に鋤き込む作業です。
大きく育っていたタガラシも、枯れたひつじも、一緒に鋤き込みました。
アズマヒキガエルのオタマジャクシがまだ残っていますが、 シュレーゲルアオガエルの卵塊が二つ出てきました。
田圃に入っているついでに田圃の畦の水漏れ穴を調べて、穴を塞ぐ活動も行いました。




また、終わりの見えないセリバヒエンソウ駆除の活動も行いました。





   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation