生田緑地の生物多様性保全

下の田圃の代掻き

日時 2019/5/16(木) 9:40〜12:30 晴
場所 生田緑地 下の田圃
参加者 岩田臣生

下の田圃には、冬に撒いた落葉が所々にかたまって残っていました。
そんな所にシオヤトンボ♂が 1 匹いました。
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田圃の畔には、ヒメシダが繁茂し、田圃に入ろうとした足元に、ムラサギサギゴケが咲いていました。
これを見ていたら、タイワンキシタアツバという蛾が飛んで来て、ヨモギの葉陰に止まりました。
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田圃には、ヨシが 1 m程に成長し、ツリフネソウ、ミゾソバ、クワイ、アメリカセンダングサなどの芽も出ていました。
下の田圃は湿田で、膝ぐらいまで潜るので、ウエイダーを履いて、植物の芽や昨年の稲株を泥の中に鋤き込み、田植えができるように表面を平らにする代掻きを行いました。
田圃の土の表面に薄く広がった水の中に、生まれて間もないホトケドジョウの稚魚が群れていました。
シオカラトンボ♂が 2 匹、クロスジギンヤンマが 1 匹、現れて、飛び去りました。
落葉の塊の中に、シュレーゲルアオガエルの卵塊が二つありましたので、これは、畔の側面の凹みに移しました。
シュレーゲルアオガエル(成体)も、ヨシの茎や、泥の上に、数匹いました。
畦に生えたヨシに、ヒゲナガハナノミ♂がいました。
2004年に再生した狭い田圃なのですが、足を一歩移動するのにも、大変な労力を要するので、重労働です。
作業的には、少し残しましたが、この日の活動は終わりにしました。
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上の田圃の代掻き

日時 2019/5/16(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 上の田圃の下の段
参加者 田村成美

上の田圃は、2 回目の代掻きで、田植えができるようにしたかったのですが、そこまでできなかったようです。
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セリバヒエンソウ駆除

日時 2019/5/16(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 上の田圃〜下の田圃
参加者 岩田芳美、細川洋子

セリバヒエンソウ駆除はまだまだ終わりが見えません。前回やったはずなのに、数cm の大きさで花をつけていたりします。
この作業中に見つけたカナムグラは、勿論、抜き取るようにしました。
セリバヒエンソウ駆除に応援参加してもいいという方は、ご連絡ください。お待ちしています。
宜しく、お願いします。
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帰りの木道の手摺に、ヒメヤママユ幼虫、クワゴマダラヒトリ幼虫、その他、多様な毛虫、イモムシが見られました。
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ヤマサナエもいました。
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今年のキアシドクガは、昨年を上回る大発生で、園路の手摺には、幼虫や蛹が並んでいます。
この大発生がいつまで続くのか、気になります。
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   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation